ライダーなりの読書感想文

アオキシン『カスタム虎の穴Ⅱ ていねい整備編 vol.2』面倒すぎて深堀りされないであろう秘境

アオキシン氏の著作『カスタム虎の穴Ⅱ ていねい整備編 vol.2』

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187~195ページはじっくりと読んでおきましょう。

特に、「『250は車検がないから維持費が安い』と考えている人」は必読です。

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突然内容が濃くなったvol.2

前巻(vol.1)のテーマは『清掃』でしたが、今巻のテーマは『点検』です。

(前半で「点検個所・計測器」、後半で「潤滑」について解説しています。)

ものすごく分かりやすかった前巻(vol.1)に対し、今巻は(かなり)突っ込んだ内容になっています。

あまり肩の力を入れずに読んだ方がいいでしょう。

おそらく、隅から隅までじっくり読もうとしたら挫折します(笑)

とにかく、内容が濃いです。

めっちゃくちゃ濃いです。

作中でウサギが

『ええぇ~~~、そんなの覚えらんないっスぅ~~~~~!』

と言っていましたが、本当にすごい情報量です。

整備に絶対的なレシピはない

ですが、無理にすべて覚える必要はありません。

(モンブラ子も作中で言ってます。)

サラサラっと一通り読み、必要になったらまた読み返すというスタンスで十分です。

大事なのは

・バイクの用途

・計測器や油の特徴

を理解し、これを踏まえた上で整備を行うことです。

バイクも「公道を走るバイク」と「レース専用のバイク」では走行条件が大きく違います。

また、公道を走るバイクでも「走る頻度」「雨ざらしになっているか否か」「製造されてから経過した時間」といった条件が異なってきます。

これらを自分なりに把握し、どういう整備をするべきなのかを判断する。

そのための手助けをしてくれるのが、この本です。

最初は『ふーん、そんなのがあるのねー』程度で十分です。

まずはサラサラっと読んでおきましょう。

必要になったら、また読み返せばいいんですから。

(作中でも言われていますが)整備に絶対的なレシピはないんです。

整備しなくていいバイクは存在しない

ただ、187~195ページはじっくりと読んで下さい。

特に、194~195ページは必読です。

あなたも御存知の通り、250cc以下のバイクには車検がありません。

車検がないから維持費が安い・・と思われがちですが、実はそんなに差がありません。(むしろ、バイクによっては「車検があるバイク」よりも高くなるかも。)

排気量に関係なく、整備はしなければならないんです。

ですが、『車検がない=整備しなくていい』と思っている人が多いらしく、250cc以下のバイクは、整備が行き届いていない車輌を(本当に)よく見掛けます。

中には『よく今まで事故らなかったな・・』と思うくらい酷いものもありました。(ひょっとしたら、既に事故ってるのかもしれませんが。)

そういう理由から、250cc以下の中古車って信用できないんです。

(以前、『250cc以下のバイクは中古で買わない方がいい』という記事でも書きましたが。)

何度も言っていますが、排気量に関係なく、整備はしなければならないんです。

それだけは決して忘れないで下さい。

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