ライダーなりの読書感想文

スーパーカブを通じて【バイクのある暮らし】を楽しむ

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今日にいたるまで色んなバイク漫画がリリースされてきましたが、こういう漫画は意外と少なかったように思います。

バイクというと、

ツーリングに行く

峠を走る

サーキットを走る

モトクロスコースを走る

というイメージを抱いている人もいますが、それだけがバイクの楽しみ方ではないんです。

何もそんな特別(?)な場所に行かなくても、日常を彩ることができる。

それもバイクの魅力なのではないかと思います。

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スーパーカブは世界で一番売れているバイク

コミック版『スーパーカブ』の1巻を読み終わりました。

コミック版『スーパーカブ』1巻

原作(角川スニーカー文庫)をコミカライズしたものの1巻です。

小説版『スーパーカブ』1巻

この作品では

ホンダのバイク『スーパーカブ』を手に入れた女子高生「小熊」の日常と友情

の物語が漫画で描かれています。

両親も友達も趣味もない日々を送っていた小熊が、中古のスーパーカブを手に入れたことにより、日常が変化していく様子が描かれています。

ホンダのバイクのスーパーカブ

スーパーカブとは、ホンダが作っているバイクです。

日常の移動手段

新聞配達

出前

etc・・・

といった用途に使われているバイクで、もはや日本ではおなじみのバイクです。

他にも、

ツーリング

日本一周

サーキット走行(!)

でも活躍しています。

(まだまだ用途がありそう・・・。)

「カブ」と言えば、(バイクに乗っていない人にすら)分かるくらい有名なバイクです。

さすが、世界で一番売れているバイクですね。

ホンダのバイクのスーパーカブ

そんなバイクと出会ったことにより、何もなかった女子高生の日常が変わっていく様が描かれており、

ささいな日常でも【ちょっとしたキッカケ】で彩ることができる

ということに気付かされます。

人は何かと特別なことを求めがちですが、幸せって日常の中からでも見出すことができるんです。

人のバイクにケチをつけるな

時々、スーパーカブを見ると

「なんだ、カブか・・。」

と言う人がいます。

(失礼ですね・・。)

世の中の大多数の人にとって『スーパーカブを手に入れる』ということは、そんなに大きな出来事ではないのかもしれません。

(現に、小熊の同級生も同じような反応を示しています。)

ですが、小熊にとっては非常に大きな出来事だったのです。

よく考えてみてください。

両親がいない(父親が亡くなっており、母親が失踪した)

身寄りがいない(奨学金で高校に通っている)

友達がいない(同級生に陰口を言われている)

趣味がない(家に帰って食事して寝るだけ)

高校生の時点でここまでの境遇に立たされている人って、はたしてどれだけいるでしょうか。

コミックの裏側に『何もない日々』と書かれていますが、彼女は【世の中の大多数の人々が当たり前のように享受しているもの】すらないんです。

そう考えると、世の中の大多数の人にとって『取るに足らない』と思われているものでも、彼女にとっては(本当に)大きな存在なのかもしれません。

そうでなくても、侮蔑的な発言をする人に出くわすと心底うんざりしてしまいますね。

ホンダのバイク_スーパーカブのメーター

人というのは何にでも慣れてしまう生き物で、当たり前のように享受しているものの『ありがたみ』に中々気付くことができないんです。

慣れというものは、本当に恐ろしいものですね。

(先程も言いましたが)幸せは日常の中にもあるというのに・・。

小熊の表情がカワイイ

以上、コミック版『スーパーカブ』1巻を読んだ感想でした。

コミック版1巻では

小熊が中古のスーパーカブを手に入れる

スーパーカブに乗って走り出す

同級生の礼子(郵政カブに乗っている)と出会う

カブに取り付けるパーツ(リアボックス・前カゴ)を調達する

カブにパーツを取り付ける

ヘルメットを探す

保護メガネを手に入れる

といった様子が描かれています。

また、小熊の表情を見ることができるのもポイントです。

(当たり前の話ですが)小説では表情は見えませんからね。

スクーター(おそらく原付)をウイリーさせている小熊の表情は必見です(笑)

(どんな開け方したらウイリーするんだ・・?)

また、コミックNewtype公式サイトでも閲覧できます。(全話を読むことはできませんが。)

コミックNewtype公式サイト:https://comic.webnewtype.com/contents/cub/

バイクのある暮らしの魅力がつまった作品です。

こういうバイク漫画って意外と少ないので、新鮮味がありました。

最初からコミック版を読むのもいいのですが、原作(角川スニーカー文庫)を読んだ後に読むとより一層楽しむことができます。

角川スニーカー文庫版とコミック版の『スーパーカブ』1巻

興味のある人は、まずは原作から読んでみてください。

それでは。

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