ライダーなりの読書感想文

つじつかさ『ベストライディングの探求』ライダーは上手くなる義務がある

つじつかさ氏の著作『ベストライディングの探求』

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ある程度バイクに乗っていると、大なり小なり走りに関する悩みが出てきませんか?

そういうときは、自分のライディングを一度見直してみることをおすすめします。

その見直しの過程で『他の人の走り方・考え方』を取り入れてみるといいでしょう。

どうも上手く走れている気がしない」「ビクビクしながらコーナーを曲がっている」という人は、活字のライテク(ライディングテクニック)本を読んでみてはいかがでしょうか。

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ただ真似をするのでは意味が無い

オンロードのライテク本はたくさん出版されてます。(オフロードのライテク本はありませんが・・。)

特に最近出版されている本はイラストや写真が主体になっているものが多いです。

ですが、イラストや写真が主体になっている本より、活字の本の方が良いです。

なぜかというと、活字の本の場合、自分の頭でイメージトレーニングができるからです。

イラストや写真が少ないと、本に書かれていることを自分の頭でイメージするしかありません。

自分の頭でイメージするということは、言い方を変えると『自分の頭で考える』ことができるということです。

鈴鹿ツインサーキットを走るバイク

何もイラストや写真が主体の本を否定するわけではありませんが、始めから明確な答えを提示してしまうと、人は自分の頭で考えないものです。

「できるかぎり自分なりに考えてみる」のと「本に書いてあるをただただ鵜呑みにする」のでは、その後の結果が大きく違ってきます。

現に、本にもこう書かれていますからね。

どんなフォームで走ろうとあなたの自由だ。

それに他人のフォームを真似てみるのだって勉強になる。

でも真似するときに、なぜ、何を、どのように真似るのかを考える。

そういう意識を頭の隅にでも置く。

そんな態度でないと、何の役にも立たない。(11ページ)

最適解は人によって違う

「なぜ上手くコーナーを曲がれないんだ?」「思うように走れないのは何が原因だ?」と要因を探るところから始まり、本に書かれていることをイメージすることで『自分なりの解決策』が自ずと導き出されます。

当たり前の話かもしれませんが、走り方はライダーやバイクによって異なります。

一つの方法がその人にとっての最適解だとは限りません。

新潟県上越市のスキー場のシャルマン火打ち周辺の道路

また、走り続けているとバイクに対する考え方も変わることだってあります。

そうなると、そのときは最適解だったものが、いつの日か最適解ではなくなる可能性もあります。

そう考えると、その都度『自分なりの解決策』を考えなければ、バイクに乗り続けるのは難しいのではないでしょうか。

頭を使わないでうまくなる方法など、絶対にない。(14ページ)

ライダーはうまくなる義務がある

この本は特別なテクニックが書かれているわけでもなく、特別難しいことが書かれているわけでもありません。

基本的なことが「納得できるように」書かれています。

読んでみると『なるほど、理に適っているなぁ・・』と納得できます。

新潟県上越市のスキー場のシャルマン火打ち周辺の道路

確かに、書かれていることは基本的なことです。

ですが、「基本的なことを見落としているから上手く走れない」という場合って意外と多いのではないでしょうか。

『思うように走れない・・』というときは、自分の走りを基本から見直してみましょう。

(かくいう私も、行き詰まる度にこの本を読み返し試行錯誤していますが・・。)

新潟県上越市の道路の国道8号線

事故らないためにも、ライダーは上手くなる必要があります。

事故ったら自分が大怪我するだけではなく、周りにも危険が及びますからね。

うまいことが安全なのだ。すべてのライダーはうまくなろうと努力する義務がある。

ヘタクソは、危ないのだ。(18ページ)

辛辣なことを言っているようですが、本当にその通りです。

もっとも、これはライダーのみならず、乗り物を運転している人全員に言えることなのですが。

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