ライダーなりの読書感想文

公道デビュー目前のバイク初心者におすすめの本4選

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こんにちは、あおぶさ(@aonohayabusa)です。

何年も経済不況が続いているにもかかわらず、日本および世界では毎年新型バイクが次々とリリースされています。

それと同じ(?)ように、新たに二輪免許を取得する人もいますし、免許を取得したからには早くバイクに乗りたいですよね。

カワサキのバイクのZ650

ですが、ちょっと待ってください。

たしかに、免許があればバイクで公道を走ることはできます。

至極当たり前のことですし、それ以前に免許を取得しないと公道で乗り物を運転できませんからね。


ですが、それだけでは不十分です。

バイクで公道を安全に走るには免許だけではなく、「技術」および「最低限の知識」が必要です。

で、その知識を得るためにはどうすればいいのかというと、本を読むのが一番効果があります。

バイク関連の書籍が平積みになっている様子

そこで今回は、バイク初心者におすすめの本をピックアップしてみました。

「公道デビュー目前の初心者」だけではなく「既にバイクで公道を走っている人」「バイク関連の本を探している人」の参考になれば幸いです。

ぜひ読んでみてくださいね。

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アオキシン「カスタム虎の穴Ⅱ ていねい整備編 vol.1」

当たり前の話ですが、乗り物は乗っているうちにあちこちの部品が傷んできます。

定期的に点検・整備をしておかないとバイクは傷むし、最悪の場合事故につながります。

バイクのチェーンとスプロケットの汚れをウエスで拭き取る様子

免許を取得するときも点検・整備をするって「約束」したはずですし、それ以前に点検・整備は「義務」ですからね。

あおぶさ
あおぶさ
それにもかかわらずロクに整備をしていない、いわゆる「ノーメンテナンスのクルマ・バイク」が本当に多い。

バイクの場合だと「250は車検がない = 整備しなくてもいい」と勘違いしている人が多いようで、整備不良の250ccクラスのバイクをよく見掛ける・・・

とはいえ、「点検・整備っていわれても、何から始めればいいのか分からないよ!」って人もいるかもしれませんね。

そこでまず読んでみるべきなのが「カスタム虎の穴Ⅱ ていねい整備編 vol.1」です。

モーターマガジン社 アオキシン カスタム虎の穴Ⅱていねい整備編 vol.1

タイトルだけを見ると、カスタムを推奨する本のように見えますがそうではなく、バイクの掃除について書かれている本です。

この本にも書かれていますが、整備の基本は掃除です。

バイクおよび部品を長持ちさせるには掃除が必要不可欠ですし、何より整備不良のバイクが公道を走っているなんて恐怖以外の何でもありません。

バイクのフロントフォークをウエスで拭き掃除する様子

よく考えてみてください。

チェーンやスプロケットが錆びだらけだったり、タイヤのスリップサインが出ているバイクがあなたの目の前を走っていたらどう思いますか?

「危ない」「コケたら巻き込まれる」「そんなバイクの後ろを走りたくない」と思うのではないでしょうか。

バイクのホイールとディスクローターが錆びついている様子

逆にあなたがそんなバイクで走ったとしたら、後続車は同じような不安を抱きますし、あなたがコケたら周りを事故に巻き込むことになりかねませんよね。

そういうことも含め、バイクで公道を走る上で大事なことが書いてあるので、まずは「カスタム虎の穴Ⅱ ていねい整備編 vol.1」を読んでみましょう。

あおぶさ
あおぶさ
早い話、「スリップオンマフラーやフェンダーレスキットを買う前に、掃除するのが先でしょう」ってこと。
至極当たり前の話なんだけど、忘れてしまっている人がホントに多いという・・・(怖)

つじつかさ「ベストライディングの探求」

タイトルから大体想像できるかもしれませんが、この本はバイクの運転技術、いわゆるライテク本です。

書店やネットを見てみると、ライテク本がたくさん出回っています。

サーキットを走行しているバイク

写真で細かく解説しているモノから、DVDが付属しているモノまで多様な本がありますが、私個人としてはそういう本はおすすめしません。

なぜなら、そういう本に書かれていることを鵜呑みにして「自分の頭で考えずに」ただただ漫然と走っている人がいるからです。

あおぶさ
あおぶさ
たまにいるよね、まるでMotoGPや全日本ロードレースのレーサーみたいなフォームで走っている人。
公道で膝すりだのハングオフだの言ってるけど・・・

よく考えてみてください。

公道はいつ何が飛び出してくるか分からないし、路面の状況だって刻一刻と変わりますよね。

そんな危ないところを「何も考えずに」走ったらどうなるかは、簡単に想像できるのではないでしょうか。

道路上で発生し得る出会い頭の事故の簡略図

「ベストライディングの探求」という本でも指摘されていますが、「手足の長さとかバイクの特性もまったく違うのに、頭を使わず単純にコピーしても無意味」なんです。

「どうやったら上手に減速できるか」「どうやったら上手く曲がれるか」は、最終的には自分の頭で考える必要があるし、何も考えずに走っても危ないだけですからね。

というわけで読んでおきたいのが「ベストライディングの探求」です。

つじつかさ グランプリ出版 ライディング事始め

近年のライテク本と異なり、活字が主体の本は「自分の頭で考える」ことができますし、その方が安全に、そして上手く走ることができます。

まずは「ベストライディングの探求」を読んでみましょう。

おそらく、この本を読む人が増えれば無謀な走り方をする人は減るし、そうなればコーナーを曲がりきれずにコケたり歩道に突っ込む事故も減るのではないでしょうか。

あおぶさ
あおぶさ
もしコケてオイルをぶちまけてしまった場合、まっさきにオイルを処理しなければならない。
自分でオイルを処理するのが困難なら、警察や道路公団に連絡して状況を伝えよう。
自分が踏む立場になったら、と考えてほしい。
決して写真撮ったり、Twitterに投稿している場合じゃない

つじつかさ「ライディング事始め」

先程も少し触れましたが、公道は危険な場所です。

歩行者がいる、自転車が走っている、クルマが走っている、路面に何が落ちているか分からない、坂道がある、曲がりくねった道がある・・・といった具合に危ない要素が山ほどあります。

新潟県上越市のスキー場のシャルマン火打ち周辺の道路

とはいえ、バイクはクルマのように路上教習があるわけではないし、そもそも自動車学校では教えきれないのが現状です。

つまり、私達は「バイクの免許取得 → いきなり公道にて実戦」となるわけですが、これってメチャクチャ危ないですね。

車で道路が渋滞している様子

というわけで、ここでも本を読むことをおすすめするわけですが、どれを読めばいいか分からない人もいることでしょう。

私のおすすめは「ライディング事始め」です。

つじつかさ 村井真 グランプリ出版 ライディング事始め

他にもいわゆる公道ライテク本はあるのですが、そのほとんどがすでに刊行されている本からの寄せ集めだったり、(言い方に語弊があるかもしれませんが)クルマを信用しすぎている内容の本が多いような気がします。

その反面、「ライディング事始め」ではクルマ対策が細かく書いてありますし(公道では本当にこういうクルマがいます)、何年も公道を走っている人が見ても「そうそう、クルマってこんな怖いことしてくるよね!」と思えるほど本質をついた内容になっています。

あおぶさ
あおぶさ
公道を走るうえで大事なのは「クルマを信用しない」こと。
もちろん、良識のあるドライバーもいるけど、残念なことにそういう人は少ないような気がする。
公道ではクルマは「交通強者」なんだから、それなりの自覚は持ってほしいよね
交通強者と弱者のピラミッド

それと、もう一つ「ライディング事始め」をおすすめする理由があります。

それは、「ネズミとり対策」が書いてあることです。

ページ数はたったの2ページですが、日本でネズミとりを回避するのに大事なことが書いてあります。

白バイのランプ

言い方に語弊があるかもしれませんが、近年刊行される本は綺麗事ばかり書いているモノが多く、こういった「本当にほしい情報」を書いてくれることは少ないように感じます。

あおぶさ
あおぶさ
まあ、今の時代はこういうことって書きづらいんだろうね・・・

ちなみに、「ライディング事始め」は1987年に初版が刊行された本ですが、2018年になった今でも刊行され続けています。

初版が刊行されてから30年以上経っているにもかかわらず、いまだに書店にあるということはこの本がそれだけ有益なモノだという証なのかもしれませんし、現に「バイクに乗るうえで知りたいこと」はほとんどこの本に書いてあります。

というわけで、これから公道デビューをしようとしているあなたこそ「ライディング事始め」を読んでみるべきだと思うのですがいかがなものでしょうか。

あおぶさ
あおぶさ
私もときどき読み返すけど、やっぱり良書だと思う。
正直な話、バイクに乗る前に読みたかった・・・

アオキシン「カスタム虎の穴 2 【タイヤ・チェーン編】」

先程紹介した「カスタム虎の穴Ⅱ」には、実は前作となるモノが存在し、それが「カスタム虎の穴」シリーズです。

(「カスタム虎の穴」シリーズは全部で5冊あります。)

「カスタム虎の穴」シリーズはとてもタメになる本なので、本来なら5冊とも読んでみるべきなのですが、特に重要なのが2冊目にあたる【タイヤ・チェーン編】です。

アオキシン氏の著書「カスタム虎の穴 2巻 タイヤ・チェーン編」

あなたも御存知の通り、タイヤとチェーンは命にかかわる場所です。

もちろん、タイヤとチェーンについて書かれている本は他にもありますが、この本は1冊まるごとタイヤとチェーンについて書いてあります。

タイヤとチェーン(もちろん、他の部分も)を点検・整備しないととんでもない目に遭いますので、そうなる前に読んでおきましょう。

バイクのチェーンとディスクローターが錆びている様子
あおぶさ
あおぶさ
走っているときにチェーンが外れたり、タイヤが滑ったら大変なことになるのに・・・(怖)

ところが、【タイヤ・チェーン編】はなぜか絶版になっているため、書籍版を入手しようと思ったら中古本を探すしかありません。

(他の4冊は普通に書店で買えます。)

こう言うと「なんだ、読めないのか・・・」と思う人もいるかもしれませんが、親切なことに「カスタム虎の穴」シリーズはkindle版があります。

(ちなみに、2018年12月時点では「カスタム虎の穴Ⅱ」シリーズはまだkindle版がありません。)

これはむしろ嬉しいことかもしれませんね。

なぜなら、書籍版よりも安いのに、スマホやタブレットがあればどこでも読めるんですからね。

あおぶさ
あおぶさ
kindle版なら電車の中でも読めるし、ちょっとした待ち時間でも読めるよ

もちろん、中古本でも構わないのでしたら書籍版を買ってもいいのですけどね。

かくいう私も中古本買いましたから・・・(笑)

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公道では「知らなかった」は通用しない

以上、公道デビュー目前の初心者におすすめのバイク本をピックアップしてみました。

本当は他にもおすすめしたい本があるのですが、一気に何冊も本を読むのは大変だし、まずはこの4冊を読んでおけばいいのではないかと思います。

ここまで何度も言ってきましたが、公道は危険な場所です。

それゆえに、危険を回避する方法を自分で学ぶ必要があります。

公道デビュー バイク初心者 おすすめ本

公道デビューした後は自己責任の世界ですし、何か起こったとしても「知らなかった」は通用しません。

「そんなヒドい・・」と思うかもしれませんが、現実ってそんなものですし、自由ってことは何が起こっても自分で何とかしないとダメなんですよ。

「バイクは自由な乗り物」って言われていますが、それは言い方を変えると「何かあっても自己責任でなんとかしてね。社会に迷惑掛けないでね」ってことなんです。

白バイ仕様のホンダのバイクのCB1300スーパーボルドール

とはいえ、不満を言ったところで現状が変わるわけじゃないし、誰かが何とかしてくれるわけでもないので、後で大変な目に遭わないためにも本を読んで「最低限の知識」を蓄えましょう。

くりかえし強調しますが、「最低限の知識」でいいんです。

何もバイク屋さんみたいな知識を身につける必要はないし、「最低限のこと」さえ知っていれば安全にバイクに乗り続けることはできますから。

もちろん、バイク屋さんみたいな知識があればそれに越したことはないんですけどね。

あおぶさ
あおぶさ
もっとも、「最低限のこと」すら知らないのはマズい。
なんだけど、それすらも無視している人が少なからずいるようで・・・


バイクの知識が増えればバイクの話題も増えるし、ずーっとバイクを楽しむことができます。

知識を得るのは決して楽ではありませんが、知識があると人生が楽しくなるのも事実ですよ。

それでは、あなたが事故せず、怪我せず、違反せず、そしてバイクおよび社会を壊さないことを祈って。

カワサキのスポーツバイクのNinja400
あおぶさ
あおぶさ
自動二輪免許がなかったら自動車学校に行ってね。
免許持っている人にあれこれ質問している人がいるけど、時間がもったいない。
そんなことする時間があったら1時間でも多く教習を受けよう

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