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2019年になってから1か月以上経ちましたが、2018年はいかがお過ごしでしたか?
その辺の山や海辺を走ったり、展示会や試乗会に行ったり、外国に行ったり、遠方にツーリングに行ったり、ツーリング先で自然災害に巻き込まれた人もいるのではないかと思います。
まあ、今挙げたのは、これ全部私のことなんですけどね(苦笑)
2018年もあらゆるNEWモデルが発表または発売されましたが、今後のNEWモデルの動向が気になっている人もいるのではないかと思います。
かくいう私も、日ごろからバイクに関する情報を見聞きしているのですが、そのうち「2019年以降は125cc(原付二種)が主流になってくるんじゃないかな?」と思うようになりました。

そこで今回は、2019年以降は125cc(原付二種)が主流になってくると思う理由を書いてみようと思います。
バイクの話がメインなのはもちろんですが、後半から少し暗い話になるかもしれないので、「暗い話なんか聞きたくないよ」って人は、途中にモーターサイクルショーのリンクを貼っておきますので、そちらで各種イベントのスケジュールを確認していただけると幸いです。
もっとも、遅かれ早かれ直面することなんですけどね・・・。
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125ccクラスの性能が上がっている
何も今に限った話ではないのですが、バイクは年々進化しています。
中型、特に大型にいたっては「やり過ぎなのでは?」と思えるほど進化しています。
さて、小型バイク(125cc以下)はどうなのかというと、やっぱり進化しています。
さすがに大型みたいに電子制御てんこ盛りってわけではありませんが、単純に「今の原付二種はすごいなぁ・・」と思えるバイクが増えています。
もちろん、これは見る人、または乗る人の主観にもよるので一概には言えないのですが、それでも従来の「安かろう、悪かろう」というイメージは払拭されているように見えます。

そうなると「125ccでも十分満足できるんじゃない?」って人が増えるのではないでしょうか。
ぶっちゃけた話、長距離・長時間走ることがない、または坂道が多い道を走る機会がないのであれば125ccで十分ですからね。

それに、人間って生き物は何にでも慣れてしまいます。
変に中型・大型の乗り味(特に大型の)を覚えてしまうと「これじゃ全然物足りない」と思うようになり、満足するためのハードルが上がってしまいます。
ピンからキリまであるとはいえ、中型・大型は小型よりも高価なのは事実ですからね。
もっとも、中には「大型怖い!」と言って小型・中型に乗る人もいますし、乗る人が満足してるなら排気量なんて気にする必要はないのですが。

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軽くて小さいので、セカンドバイクに最適
125ccクラスは軽くて小さいので小回りが利きます。
特に、街中を移動するときは大活躍してくれます。
中型・大型バイクは長距離・長時間の走行には向いてますが、街中や近場へ行くのに適しているかというと、そうではありません。

もちろん中には大型で街中または近場を移動している人もいますが、それでも少数派なのは間違いないでしょう。
大型は大きくて重いし、そんなバイクで通学・通勤または買い物に行くのは意外と大変ですからね。

ですが、軽くて小さいセカンドバイクがあったらどうでしょう。
大型では難しくても、そういうバイクなら通学・通勤に使いやすいし、スーパーやコンビニに行くのにも使えますよね。
お散歩感覚でふらっと近場に行ってもいいし、そうでなくても気軽に走りに行けるというのは素晴らしいものです。
なんだかんだで大型は大きくて重いし、そんなバイクで気軽に走りに行ける人ってそんなにいない(少なくとも私は見たことがない)ですからね。

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保険料・税金が安い
125ccクラスは小回りが利くだけではありません。
保険料・税金が中型・大型よりも安いです。
そして何より、ファミリーバイク特約という特権まであります。
というか、「ファミリーバイク特約があるから125cc買った」という人がいる(マジで)くらいですからね。
当たり前だけど、無保険は絶対にダメ
さきほど「セカンドバイクとしても最適」と言ったのは、実はこれも理由に含まれています。
なぜなら、すでにクルマやバイクを所有(同居の親族が所有している場合でも可)していれば使えるんですからね。
※ファミリーバイク特約・・自動車や大型二輪を所有している場合、『月々の任意保険料+1,000円』で、125cc以下のバイク(原動機付自転車)使用中に生じた事故を補償する特約のこと
ただ、維持費が安いということは「増台するハードルが低い」ということでもあります。
そのせいか、やたらと125cc以下のバイクを増台する人がごくまれにいますが、少なくともあなたはそうならないよう注意してくださいね。



公式サイト:大阪モーターサイクルショー
大阪モーターサイクルショーが開催されたあと、東京モーターサイクルショーが開催されます。
公式サイト:東京モーターサイクルショー
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日本は貧しくなっている
さきほど125ccクラスは維持費が安いという話をしましたが、これからはこれがさらに重要になってきます。
あなたも気づいていると思いますが、日本は少しづつ貧しくなっています。
賃金は上がらないのに、税金や社会保障費がジワジワと上がっています。
そうなると、私たちの可処分所得(自由に使えるお金)は減っていくため、必然的にモノやサービスを買うのが難しくなっていくわけです。

今ですらこんな状態であるにもかかわらず、2019年10月には消費増税が予定されており、本当に消費増税されたら私たちの可処分所得がさらに減ることは簡単に想像できるのではないでしょうか。
日本政府は他にも「移民受入の拡大」「水道民営化」「種子法廃止」「発送電分離」「日米FTA」といった恐ろしいことをしようとしているのですから、「マジで何の冗談だ?」と思わざるを得ませんね。
さすがに日本が財政破綻することはないと思いますが、それでも日本の行く先は明るいものではなさそうですね。
まあ、いまだに「国の借金が家計の金融資産を上回り破綻する!だから消費増税するしかないんだ!」を本気で信じている人なんていないと思いますが。
では、政府の国債発行から「読者(家計)の銀行預金が増える」までの流れを見てみよう。
まずは、日本政府が国債を発行し、銀行から「日銀当座預金」というおカネを借りる(①)。
この時点で勘違いしている人が多いのだが、政府が国債発行で借りるのは、銀行預金ではない。日銀当座預金である。
我々、民間の企業や国民は「日銀当座預金口座」を持っていないため、このままでは政府に支払いができない。
したがって、政府は借り入れた当座預金を担保に「政府小切手」を発行し、公共事業等の支払いを企業に対して行う(②)。
もっとも、政府小切手を受け取った企業も、そのままでは給与等の支払いができない。企業は政府小切手を銀行に持ち込む(③)。
銀行は持ち込まれた政府小切手という「借用証書」と引き換えに、銀行預金というおカネを発行する。ようやく、おカネは民間が「自由に使えるおカネ」へと姿を転じた。
企業は銀行振り込みで従業員に給与を「分配」する(④)。銀行預金というおカネが、企業の銀行口座から、家計の銀行口座に移る。
上記が、国債発行により家計の銀行預金が増えるまでの一連の流れになる。
ついでに書いておくと、政府小切手を持ち込まれた銀行は、日本銀行で決済をする。
日銀は政府小切手と引き換えに、日銀当座預金というおカネを発行する。さらに、日銀は政府小切手と「政府の日銀当座預金(政府預金)」を交換し、決済完了となる(⑤)。
日本で「財政破綻!財政破綻」と叫び、「今は家計の預金があるから政府の国債発行は可能だが、そのうち政府の借金が家計の預金を越えて破綻する!」といった出鱈目を吹聴している連中は、果たして図の「国債発行」のプロセスを理解しているのだろうか。
(米中覇権戦争 残酷な未来透視図 95~96ページより)
ついでに言うと、移民受け入れを拡大することで日本人の賃金が下がるだけではなく、犯罪が増えて治安が悪くなるおそれもあります。
現に、移民を入れた国はそれで(ものすごく)モメてますからね。

ということは、バイクの盗難も今以上に増えるおそれがあるため、盗難防止対策(ロック、盗難保険)にも力を入れる(お金を使う)必要があるということです。
つまり、考えてお金を使わないと後で(ものすごく)困ることになっちゃいますね。
もっとも、日本政府が消費増税を凍結したり、移民が日本に来なかったり、生産性向上のための投資が行われれば話は別かもしれませんが。
(これもさきほどの本に書かれているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。)
何も私は1円たりともお金を使うなとは言ってませんし、「必要なもの」「本当にほしいもの」にはお金を使うべきだと思います。
さきほどの保険もそうですが、バイクに乗るうえで必要なもの(なくても困らないものではなく)はお金がないと話にならないし、遠方にツーリングに行ったり、モーターサイクルショーや試乗会や旅行に行くのにも少なからずお金は必要ですからね。

ですが、好きなことに生活費も残さずにお金を使っちゃう生き方はリスクが(ものすごく)高いのも事実です。
こういう人ってホントにいるのですが、それっていかがなものかなと私は思うんですよね。
そういう理由から、私はカスタムを推奨しませんし、むやみやたらにバイクを増台するのもおすすめしません。
もちろん、カスタムしたりバイクを増台しても余裕かませるなら(そして、その人がそれを「本当に」望んでいるなら)問題ないんですけどね(笑)
早い話、「お金を無駄遣いしないように」ってことですね。
中型や大型(特に大型)は作りこまれているものが多いため、増台したい気持ちも分かりますが、維持費が高いのも事実です。
また、バイクがたくさんあっても乗る時間がない人の方が多いのではないでしょうか。
そういう理由から、セカンドバイクがほしいと思っている人には125ccクラスのバイクをおすすめしています。
ぶっちゃけた話、大型+125ccクラスの2台(それと、必要に応じてレンタル)さえあれば、大抵のことはできますからね(笑)

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レンタルっていう手もあるよ?
また、仮に125ccクラスのバイクが気に入らなかったとしても、バイクをレンタルするという手もあります。
今の時代、無理に買ったり所有しなくてもバイクを楽しむ方法はあります。
もっとも、これはバイクに限った話ではないんですけどね。

何度も言ってますが、中型・大型の複数台持ちってお金と時間が掛かるし、何より放置されるバイクが気の毒です。
気持ちは分かりますが、それでも一度立ち止まって
「なぜこのバイクがほしいのか」
「どうしても中型・大型バイクを複数台持ちしないとダメなのか」
「そもそも自分は何が好きで、何をされるのがイヤなのか」
をよーく考えてみてはいかがでしょうか。

まんべんなくバイクを楽しみたいなら
①「中型または大型バイク1台」+「125cc以下のクラス1台」を所有する
②必要に応じてバイクをレンタルする
で大抵なんとかなっちゃいます。
もちろん、考え方や趣味嗜好は人それぞれですし、その人の状況にもよるので一概に言えないのも分かります。
ですが、やりたいこと・好きなものにすべてのお金を突っ込むのはリスクが高すぎます。
やりたいこと・好きなことをトコトン追求する生き方を否定するわけではありませんが、それで生活が破綻したら元も子もありませんからね。
それでは、この辺で。
あなたが2019年以降も、バイクで地球のどこかを走っていることを祈って。

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