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先日、とある道の駅に行ってきました。
この道の駅の裏には河川があり、人ごみを避けて休憩するには打ってつけの場所です。
人が多いと、落ち着いて休めませんからね。

で、河川敷でぼんやりと景色を眺めていたら、突然「2019年10月から消費税が上がる」ことを思い出しました(2019年10月から「8% → 10%」に)。
うーん、ここのところ日本は暗いニュースばっかりだからか、道の駅に来てまでこういう余計(?)なことを考えるようになっていますね。
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もくじ
なんでデフレのときに消費税増税するの?
え、なんで突然そんな話を始めたかって?
そうですね、いきなりこんな話をされたら誰だって疑問に思うでしょう。
少なくとも、バイクで道の駅に来た人が言うことではありませんよね(笑)

キッカケは2つあります。
まず1つ目は、自販機の飲み物が(数年前と比較すると)高価くなっていることです。
以前は100~120円で買うことができたモノが、いつの間にか130円(モノによってはそれ以上)が当たり前になっています。

まあ、飲み物は軽減税率の対象品目なので(増税されても)価格は上がらないと思いますが、それでも身の回りにあるモノがジワジワ高価くなるのは見ていて気持ちがいいものではありませんね。
参考サイト:まるわかり軽減税率
いずれにしても、このまま消費増税してしまうと外食する人は減りそうです。
もっとも、軽減税率はコンビニや飲食店にとって嫌がらせ以外の何でもないですし、というか消費増税そのものをやめるべきなのではないでしょうか。

2つ目は、高齢者が多いことです。
いや、ホントに高齢者が多いんですよ。
道の駅にて「高齢者が(ものすごく)多く、若者が(ものすごく)少ない」という日本の現状が可視化されているような気がします。
もっとも、これは道の駅に限った話ではないんですけどね。
で、そうなると「少子高齢化により経済が衰退しているので増税」というトンチンカンな理由(「人口の減少」と「経済の衰退」はイコールじゃないし、そもそも「生産性の向上」を無視している)で今後もふたたび増税されるかもしれません。
そもそもデフレのときに消費増税したらダメでしょ!って話なんですけど、政府(と財務省)は知らん顔していますね。
いずれにしても、私達の可処分所得(自由に使えるお金)が減ることになるので、ホントに何の冗談かと思ってしまうのですが。
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高齢ドライバーの増加は止まらない?
さて、私達ライダーにとってはさらに他の問題もあります。
あなたも御存知かもしれませんが、日本は公共の交通機関が整備されておらず、目的地に行くためには車やバイクがないと話にならない人がたくさんいます(東京や大阪をはじめとする都市は地下鉄や電車がありますが、地方は地下鉄すらない)。

もちろん高齢者も例外ではなく、高齢者も病院やスーパーに行くために車を運転せざるを得ないわけです。
ですが人間は歳を取ると、運転に必要な能力も低下してしまうので、必然的に事故を引き起こす(または巻き込まれる)可能性がグンと上がってしまいます(中には例外的に(運転能力が)衰えない人もいるかもしれませんが)。

もうお分かりですね?
そうです、高齢者が運転する車が増えると、あなたが事故に巻き込まれる可能性も上がります。
つまり、あなたが安全運転をしていたとしても、高齢ドライバーが運転している車が突っ込んでくるかもしれないということです。

こう言うと「高齢者に免許を返納させろ!」と叫ぶ人がいますが、そんな簡単な話ではないんです。
なぜなら、高齢者は車がないと生活できないのですから(仮に免許を返納させたとしても、その後どうするつもりなんですか?)。
近年、AI(人口知能)の発達による「自動運転」が話題になっていますが、はたして日本に自動運転が導入されるのはいつ頃になるのでしょうか。
新しい技術を開発・導入するには「投資」が必要なのですが、政府が(技術投資をはじめとする)投資を削減している現状を鑑みると、本当に実現できるのか甚だ疑問ですね。
故に、バイクで公道を走るときは「危険な運転をしている車は必ず出現する!」と思っていなければいけません(自動車学校で教わった「かもしれない運転」ですね)。
もっとも、これは(高齢ドライバーの有無に限らず)いつも心がけなければいけないことなんですけどね。


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移民受け入れを拡大すると、日本でバイクに乗れなくなる?
本来なら国がこんな事態に陥る前に(それも20年以上前から警鐘を鳴らされていたにもかかわらず)対策を打つべきだったのですが、今さらどうすることもできないのが現状です。
それにもかかわらず、水道民営化を推進したり、種子法を廃止したり、「外国人労働者の受入」という名目で移民流入を拡大しようとしているのですから「マジで何の冗談だ!?」としか言えません。

ちなみに、水道が民営化されると水道料金が上がり、水質が劣化します。

ちなみに、移民が増えると
・日本人の賃金低下(低賃金で働くか、失業者する日本人が増える)
・治安の悪化(犯罪が増える)
・有事や災害時に頼れない(東日本大震災時、余震と放射能を恐れて、多くの外国人が職場を捨てて故国へ帰ってしまった)
をはじめとする様々な問題が発生しますし、大量の移民を受け入れた国もそうなっています。
そうなると、バイクの盗難が増えるし、それ以前にバイクを維持すること自体できなくなるのではないでしょうか。
それに、自然災害のときに頼れないというのも致命的です。
なぜなら、日本は自然災害が頻繁に起こる国ですからね。
結局のところ、自然災害大国である日本で生き延びるには日本人同士で助け合わないとダメなんですよ。
かくいう私も、2018年9月の自然災害時にそれを痛感しましたから。


福島第一原発で事故が起こったとき、外国人たちは続々と出国していった。これは当たり前の話である。
これに対し、日本国民は逃げることができなかった。
日本国民は日本国に残り、多くが東北の復興のために尽力した。
日本国の防災安全保障は、日本国民の手によって担わなければならない。
ところが、移民を土木・建設業に大々的に受け入れていくと、給料が安く抑えられ、生産性向上のための投資も起こらず、若い世代が業界に流入しなくなる。
すると、農業同様に技能の継承が不可能となり、日本国民は自然災害という、日本列島で暮らす以上は逃れられない災厄から、しだいに安全ではなくなっていくわけである。
(今や世界5位「移民受け入れ大国」日本の末路 93ページ)
今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路: 「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する
2019年以降も日本でバイクに乗り続けるには?
このように、日本で暮らす私達の状況はジワジワと悪くなっています。
なんというかもう、「マジで何の冗談だ!?」という言葉しか出てきませんね。
とはいえ、こんなことを言ったところで誰かが何とかしてくれるわけではありませんし、時代が過去に戻るわけではありません。
ゆえに、私たち日本国民は「今の日本で何が起こっているのか?」を知り、「今の時代で幸せになる方法を見つけ、日本の状況が悪くなっていることに対して反発する」必要があります。

だからというわけではありませんが、私たちライダーは「バイクに乗り続けることはできない」ではなく「バイクに乗り続けるためにはどうしたらいいか?」を考えるべきです。
「○○できない」と言って話をぶった切ってしまう(いわゆる思考停止ですね)のはラクなのかもしれませんが、それでは話がそこで終わってしまいますからね。
これからの時代、バイクだけに限らず様々な場面で足を引っ張られるかもしれませんが、それでもバイクを降りるという選択はしたくないんです。
他人の都合でバイクを降りるなんてホントにアホらしいし、納得できませんからね(もちろん、社会に迷惑を掛けるのはダメですよ。)
今後もバイクに乗り続けるためには
・公道では「自転車や車が飛び出してくるもの」と心得る
・任意保険には必ず加入する
・ムダ使いをせずに貯蓄する
が今以上に大事になってきます。
そんなもん当たり前だろって思うかもしれませんが、意外とこれができていない人が多いですからね(「当たり前」と思えるあなたはまともです。今後もそのままでいてください)。
今後もバイクに乗り続けるためには、なるべくおカネを使わないようにするべきです(ただし、政府は別です。デフレ(国民がおカネを使わない状況)なのに政府まで支出を削ったら、国民の所得は生まれませんからね)。
では、政府の国債発行から「読者(家計)の銀行預金が増える」までの流れを見てみよう。
まずは、日本政府が国債を発行し、銀行から「日銀当座預金」というおカネを借りる(①)。
この時点で勘違いしている人が多いのだが、政府が国債発行で借りるのは、銀行預金ではない。日銀当座預金である。
我々、民間の企業や国民は「日銀当座預金口座」を持っていないため、このままでは政府に支払いができない。
したがって、政府は借り入れた当座預金を担保に「政府小切手」を発行し、公共事業等の支払いを企業に対して行う(②)。
もっとも、政府小切手を受け取った企業も、そのままでは給与等の支払いができない。企業は政府小切手を銀行に持ち込む(③)。
銀行は持ち込まれた政府小切手という「借用証書」と引き換えに、銀行預金というおカネを発行する。ようやく、おカネは民間が「自由に使えるおカネ」へと姿を転じた。
企業は銀行振り込みで従業員に給与を「分配」する(④)。銀行預金というおカネが、企業の銀行口座から、家計の銀行口座に移る。
上記が、国債発行により家計の銀行預金が増えるまでの一連の流れになる。
ついでに書いておくと、政府小切手を持ち込まれた銀行は、日本銀行で決済をする。
日銀は政府小切手と引き換えに、日銀当座預金というおカネを発行する。さらに、日銀は政府小切手と「政府の日銀当座預金(政府預金)」を交換し、決済完了となる(⑤)。
日本で「財政破綻!財政破綻」と叫び、「今は家計の預金があるから政府の国債発行は可能だが、そのうち政府の借金が家計の預金を越えて破綻する!」といった出鱈目を吹聴している連中は、果たして図の「国債発行」のプロセスを理解しているのだろうか。
(米中覇権戦争 残酷な未来透視図 95~96ページより)
収入を増やすよりも支出を減らす方がはるかに簡単ですし、貯蓄はあなたの人生を左右します。
生活のレベルが低くて貯蓄があれば、バイクを維持することができるし、仮に職場がブラック化しても「私辞めます」って言えますからね。

何度も言いますが、貯蓄は人生を左右しますし、貯蓄がないと後で(ものすごく)困ります。
なので、なるべくお金を使わないようにするためにも
・乗ってないクルマやバイクは手放す(使うときだけレンタルという手も)
・家賃が安い物件に住む(地方に行けば家賃が安い)
・スマホを格安SIMに差し替える(格安スマホでも可)
といったことから始めてみましょう。
ひょっとしたら、バイク1台買えるくらい(あるいはそれ以上)のおカネが捻出できるかもしれませんよ?

なるべくおカネを使わないようにするのは、バイクに関しても同じことが言えます。
「ノーマルはダサい」という理由で、サイレンサーをはじめとする部品を社外品に交換してしまう(しかも新品同様のものを!)人がいますが、別にノーマルのサイレンサーでも走ることはできますよね。
サイレンサーがノーマルだったところで他人は気にもしていませんし、「ダサい」というのもあくまで主観の問題です。

別に善悪の話をするわけではありませんが、壊れてもいないサイレンサーを外して1本数万円もする社外品に換えてしまうのはいかがなものかと思ってしまうんですよね。
もっとも、これはサイレンサーに限った話ではありませんし、(どうしても換えたかったら)コケて壊れたときにでも換えればいいと思うのですが。
このように、考え方を変えてみるだけでも支出を減らすことができます。
1回1回の節約は大したことない額だと思うかもしれませんが、これが何年も積み重なると大きな貯蓄になりますし、貯蓄があると「本当に必要なとき」も困りませんからね。

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バイクで走れるだけでも十分幸せ
なにはともあれ、こうしてバイクで走りに行けるというのは幸せなことなのかもしれません。
人によっては「ただバイク乗ってるだけじゃん」って思うかもしれませんが、こうした何気ないことに幸せを見出せる人こそが、実は一番得をするのではないでしょうか。
幸せを感じられるハードルは低いに越したことはありませんし、そういう幸せを見出すのも中々面白いものですよ。
私が「リーズナブルでかつ移動そのものが楽しくなる乗り物 = バイク」に乗っているのも、それが理由の一つだったりします。
まあ、単純に「バイクが好き」ってのが一番の理由なんですけどね。

それでは、この辺で。
あなたも不運や時代ごときに屈服しないでくださいね。
未来のあなたが、日本のどこかを走っていることを祈って。

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