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突然ですが、あなたはバイクにスライダーを付けていますか?
もし付けてないのであれば、付けた方がいいですよ。
転倒時の損傷を最小限に抑えることができますからね。
転倒した後になって「スライダーとエンジンガード付けておけばよかった・・」と後悔しても後の祭りです。
悪いことは言いません。
スライダーとエンジンガードを付けておきましょう。
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損傷を最小限に抑えることができる
御存知の人もいると思いますが、隼は大きいバイクです。
それだけではなく、なんと重量が266(kg)もあります。
大きくて重いバイクは、立ちゴケするリスクが(他のバイクよりも)大きいです。
特に、大型バイクに慣れていない人は高い確率で立ちゴケしてしまうでしょう。
立ちゴケ・・停車中または停車しようとした際に、バイクを支えられずに転倒すること
ちなみに、隼で立ちゴケした場合、たいてい以下の部分を損傷します。
「バックミラー」
「ステップ(先端の突起が折れます)」
「サイレンサーの側面」
ちなみに、これはスライダーを付けた状態で立ちゴケした場合です。
スライダーを付けたから「この程度」で済みました。
・・・もうお分かりですね。
そうです、スライダーを付けていなかったら被害はもっと大きくなるということです。
未装着だとカウルやエンジンにも被害が及ぶ
さて、仮にスライダーを付けていなかったらどうなるのでしょうか?
スライダーを付けていなかった場合、上記の部品に加え
・サイドカウル
・アッパーカウル
・レバー
・エンジン
が損傷する可能性があります。
ちなみに、隼(二代目)のサイドカウル(2枚で構成されています)は約6万円、アッパーカウルは約6万円します。
カウルを交換する場合は、工賃も含めると12万円以上掛かってしまいます。
つまり、隼のタイヤ前後2セット分のお金(タイヤの種類によって前後するかも)が吹っ飛ぶことになります。
まあ、見た目を気にしなければ交換しなくてもいいんですけどね・・・。
カウルはまだいいんですよ。
損傷のしかたにもよりますが、見た目さえ気にしなければ走れますからね。
問題はエンジンです。
なぜなら、クランクケース(エンジンのふた)が割れてしまったら走ること自体が不可能になってしまうからです。
走れなくなってしまった場合は、もうどうすることもできません。
バイクを安全なところに退避させ、ロードサービスを呼んでバイクを運んでもらうしかありませんね。
さらに、バイク屋さんで「修理代が○○万円に・・」と言われるわけです。
そんなのあなたもイヤですよね。
そういう事態を回避するためにも、スライダーは付けておくべきです。
まあ、「絶対に立ちゴケしない!」って断言できる(そんな人がいるのかはさておき)なら話は別かもしれませんが・・・。
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いつ何が起こるか分からない
ここまで話してきたのは、立ちゴケした場合の話です。
立ちゴケですらこんなに面倒なことになります。
走行時の転倒の場合、被害がもっと大きくなるのは想像に難くないでしょう。
バイクの損傷もですが、それ以上に怖いのは部品やエンジンオイルを道路にブチまけてしまうことです。
他のバイクやクルマがそれらを踏んでしまったら転倒事故が起こるかもしれません。
もしエンジンオイルを道路にブチまけてしまった場合、まず警察や道路公団に連絡して状況を伝えてください(まとまった量のオイルを他のバイクが踏めば転倒事故を起こすかもしれない)。
いずれにしてもオイルは早急に処理しなければならないし、けっして写真を撮ってSNSに投稿している場合ではないですね。
「スライダーを付けたら美観を損ねてしまう」という理由で付けない人もいます。
「絶対に転倒しない」と断言できるのであればそれでもいいでしょう。
ですが、100%の安全は誰にも保証できません。
何もバイクに限った話ではありませんが、いつ何が起こるかは誰にも分からないんです。
今まで転倒しなかったとしても、「今後も転倒しない」という保証はどこにもありません。
転倒時の被害を最小限にするためにも、最低限の備えをしておいた方がいいのではないでしょうか。
自分で付けれない場合はバイク屋さんに付けてもらおう
スライダー自体は市販されていますし、カウルに穴を空ける作業も自分でやろうと思えばできないことはありません。
(隼にスライダーを付ける場合、サイドカウルに穴を空ける必要があります。)
ですが、少しでも不安がある場合は、迷わずバイク屋さんに付けてもらいましょう。
御存知の人もいると思いますが、カウルはただの飾りではありません。
・空気抵抗を削減する
・乗員を走行風から保護する
・走行安定性を高める
という役割を持った部品です。
そうでなくても、カウルは〇万円もするような部品です。
そう考えると、安易に手を出すべきではないのではないでしょうか。
どうしても自分で付けたい場合は、念入りに下調べしてからにしましょう。
〇万円もする部品を加工して失敗してしまったら、それこそ笑うに笑えませんからね。
(隼のスライダー取り付けを依頼するなら、スズキワールドやSBS(スズキバイクショップ)といったお店(隼をはじめとするスズキのバイクのことをよく知っている)に行った方が無難です。)
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乗っていたら気になりませんよ?
以上、隼にスライダーを付けるべき理由を書いてみました。
バイクは道路を走るものである以上、どうしても転倒のリスクは付きまとってきます。
「美観を損ねる」という理由で付けない人もいますが、正直な話、乗っていたら気になりません。
それに、「スライダーが付いている方が格好いい」という人もいます。
物理的・金銭的な被害(それと、精神的な被害も)を抑えるためにも、スライダーは付けておきましょう。
何度も言ってますが、隼は重いバイクですからね。
それと、盗難防止のためにディスクロックも用意しておいてくださいね。
スライダーがあればワイヤーを引っ掛けることもできますから。
それでは、この辺で。
あなたが立ちゴケ・走りゴケなきよう走れることを祈って。
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