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大きく分けると、ライダーには「2人以上で走るのが好きな人」「1人で走るのが好きな人」がいます(もちろん、両方好きな人もいますが。)
別にどっちが良くて、どっちが良くないとかそういうことを言っているわけではありません。
ゆえに、2人以上で走ろうと、1人で走ろうとその人の自由です。
まあ、当たり前といえば当たり前の話ですよね。
・・・にも関わらず、1人で走っている人に対し、
「1人で走ってるゥ!?何のためにバイク買ったんだァ!?」
「あのなぁ・・、ツーリングのお誘いを断るのって大問題なんだぞ・・」
「1人で走っていると心が折れると思うけどなぁー」
といった侮蔑的なことを言ってくる人が、いまだに存在します。残念なことに。
そんなことを言われるたびに、「1人で走るのってそんなに悪いことなのか?」と疑問に思ってしまいますが、1人で走ることは本当に良くないことなのでしょうか?
そこで今回は、ソロツーリングのメリットを書いてみようと思います。
ぜひ読んでみてくださいね。
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時間を気にせずに走れる
数人で走る場合、集合時間・集合場所が指定されます。
ほとんどの場合、「○○に○○時に集合、時間厳守でよろしく」といった具合に、場所と日時が指定されるのではないでしょうか。
というか、日時の指定がなかったら単独で走るのと変わりませんからね(笑)
当たり前の話ですが、日時の指定があるということは「決められた時間に、決められた場所にいる」必要があります。
「それが何か?」と思う人もいるかもしれませんが、時間や行動を制限されることを好ましく思わない人も少なからずいます。
あなたも(日頃ただでさえ人間関係のしがらみの中で消耗しているのに)プライベートでも時間と行動を制限されることに対し、「プライベートでも時間と行動を制限されるって何の冗談だ?」と疑問に思うことはありませんか?
そういうことに対して何の抵抗もなければ問題ないのかもしれませんが、ライダーが全員そういう人でないことは、まあ、考えてみれば誰でも分かることですよね。
ですが、一人で走る場合は日時の指定はありません。
ゆえに、行動や時間が制限されることが一切なくなります。
例えば、
・好きな時間に走り出すことができる
・何度でも休憩できる
・逆に、ぶっ続け(休憩なし)で走ることも可能
といったことが、1人だとできちゃいます。
つまり、寝坊しようが何時に出発しようが、誰にも文句を言われません。
この特権(?)を行使できるだけでも、一人で走る意義があります。
いくらバイクに乗るとはいえ、夜型の人にとって早起きはツラいですからね(笑)
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行き先を「自分の意思」で決められる
さきほども言いましたが、数人で走る場合は時間と集合場所が指定されます。
場合によっては、行き先まで指定されることもあります(というか、大抵の場合は指定されるのですが)。
行き先を指定されるということは、「自分の好きなように走れない(行動できない)」と言い換えることもできます。
こう言うと「それはちょっと言いすぎだろ」と思う人もいるかもしれませんね。
ですが、少しでも違う道を走ったり、少しでも遅かったり(あるいは速かったり)すると、それだけで文句を言われるのも事実です。バラバラに走っていたら数人で走っている意味がありませんからね。
団体行動が苦にならない人であれば気にならないのかもしれませんが、「何でここまでがんじがらめにされるんだ・・・」とうんざりする人もいるのではないでしょうか。
ライダーの中には集団行動が苦手な人もいますし、どう言い繕ったって苦手なものは苦手ですからね。
ですが、一人で走る場合は別です。
・行き先(どこへ行くか)
・走る道(どのルートを通るか)
・走るペース(休憩の頻度はどれくらいにするか)
を自分の意思で決められるんですから。
早い話、途中で走る道を変えようが、ゆっくり(あるいは速く)走ろうが何の問題ないってことですね。
自分の意思で走れるのって、想像以上に快適です。
それでも、周りに迷惑を掛けることはしないでくださいね。公道も社会の一部ですから。
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1人で考える時間を確保できる
これも当たり前の話かもしれませんが、常に2人以上で行動していると中々1人になることができません。
何も2人以上で行動することが悪いというわけではありませんが、たまには1人でいる時間が必要なこともあります。
常に集団で動いていると、「1人で考え事をする時間」が捻出できません。
人は誰しもが「言いづらい悩み」を抱えているものです。
「自分の健康管理」「今後の働き方」「人間関係」「自分の人生」といったことって、1人でいるからこそ考えられるのではないでしょうか。
もちろん、場合によっては人に相談することも必要ですが、それでも最終的に「自分のこと」を決めるのは、他の誰でもない自分ですからね。
人は皆、それぞれ違う考え方・違う価値観を持っています。
ゆえに、「自分が進むべき道」も人によって違って当たり前です。
「皆がやっているから」といって、それが自分にも当て嵌まるとは限りません。
よく考えてみれば当たり前のことなのですが、なぜか世の中ではそういうことが大手を振ってまかり通っているんですよね。不思議なことに。
まあ、何も考えずに「皆と同じこと」をしていた方がラクなのかもしれませんが、それは思考停止以外の何でもありませんし、本当にそれで「自分自身の問題」が解決するのかは甚だ疑問ですね。
というわけではありませんが、たまには1人で走って「自分と向き合う時間」を確保してみてはいかがでしょう。
そうすることで見えてくるものがあるかもしれませんよ?
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1人になれる場所を探してみよう
以上、ソロツーリングのメリットを書いてみました。
別に、ソロツーリングが「絶対善」だと言っているわけではありませんし、2人以上でのツーリングにもメリットがあるのも事実です。
ですが、1人で走るのもそんなに悪くないと思いませんか?
もし、あなたが集団で動くことに疲れているのなら、1人になれる場所まで走りに行ってみてはいかがでしょう。
1人になれる場所だったらどこでもいいんです。
・早朝や夕方の道の駅
・道の途中にある駐車場
・海沿いの道
・湖沿いの道
etc・・・
こういう場所はあまり人知られていないが故に、道の駅や行楽地と比較すると人が少ないです(ただし、夜間は視界が悪いのでやめておきましょう)。
1人で考え事をしようにも、周りに人が沢山いたら落ち着きませんからね。
走って面白い道を探すのもいいですが、こういった場所を探してみるのも悪くないですよ。
ネットが普及した今の時代、道を探す方法はたくさんあります。
自宅にツーリングマップルを置いておけば、就寝前に眺めることだってできます。
パソコンがあれば、「Yahoo!地図」や「Google map」で道を探すことができます(スマホでも見れますが、パソコンに比べると見づらいのでおすすめしません)。
TwitterをはじめとするSNSでツーリング好きの人をフォローすれば、自分のタイムラインに道の情報が流れてくることがあります。
どうです?パッと思いつくだけでもこれだけの方法がありますが、あなたも何か方法が思い浮かびませんか?
色んな方法で探してみましょう。
あなたに合った方法で道を探してみましょう。
それでは、あなたが【自分の居場所】を作れることを祈って。
【ちゃんとしてないオタク】ってのは、なにかにハマってることによって「自分を持ててる」わけじゃなく、たんに淋しくて、同じ話題で盛り上がれる仲間がほしかっただけ、自分より「濃くない」オタク相手にエラソーな顔がしたかっただけだったりするんです。それは【居場所】ってもんじゃ、ありません。
【あなたの居場所】というのは、チンケな同類がうじゃうじゃ群れているところじゃなくて【あなたが、一人っきりでいても淋しくない場所】っていうことです。
そういう場所に自信と謙虚さをもって立って、「おなじようなものにハマってる人」とも「別のジャンルのものにハマってる人」とも「なににもハマってない人」とも、ある程度のコミュニケーションができるようになれれば、【モテたいと願うオタク】としては理想的です。
(すべてはモテるためである 94ページより)
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