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あなたはバイク1台で満足できる人ですか?
それとも、やっぱりバイク2台持ちしたいなぁ・・と考えている人ですか?
バイク2台持ちのメリット・デメリットを理解し、無理なく維持することができるのであればセカンドバイクを購入してもいいでしょう。
そこで、おせっかいかもしれませんが、私から一言。
セカンドバイクを購入するのであれば、1台目のバイクとは用途が異なるバイクを所有することをおすすめします。
乗らずにバイクを腐らせていたら、それこそお金と時間の無駄ですからね。
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同じようなバイクを2台持ちしても腐らせるだけ
用途が同じバイクが2台あっても、やがてどちらか1台に乗らなくなります。
大抵の場合は、
①最初は2台とも万遍なく乗っていた
②次第に乗りやすいバイクばかり乗るようになった
③最終的に乗っていない方のバイクを手放した
ということになります。
つまり、同じようなバイクが2台あっても、どちらかに乗らなくなるってことですね。
当たり前の話ですが、1日は24時間しかありません。
それにもかかわらず、勉強、仕事、家事、食事、運動、入浴、休憩、睡眠・・・といったことを日々こなさないといけないわけです。
さて、バイクに乗ることができる時間はどれだけ残っていますか?
また、バイクを整備する時間はありますか?
これも当たり前の話ですが、バイクは整備が必要な乗り物です。
最低限の整備すらしないのにバイクに乗ったら危ないだけです。
新しいバイクがほしい気持ちはよく分かりますが、その前によく考えてみませんか?
せっかく買ったのに、いつの間にか車庫で置き物と化していた・・なんてことになったら貴重なお金と時間が無駄になってしまいますからね。
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用途が異なるバイクを持っていれば、状況によって使い分けができる
とはいえ、それでもバイク2台持ちがしたいんだ!って人もいることでしょう。
そういう人におすすめなのは「用途(方向性)が異なるバイク」を所有することです。
例えば、あなたが「スズキの隼(排気量1,300ccのバイク)」と「ホンダのクロスカブ110(排気量110ccのバイク)」の2台を所有しているとしましょう。
大まかに言うと、隼はこんなバイクです。
「スズキ 隼」ってどんなバイク?
・車体が大きく、車重も重い
・車体価格が高く、修理代も高くなりがち
・速いスピードで走ることができる
・長距離の巡航が得意
次に、クロスカブはこんなバイクです。
「ホンダ クロスカブ110」ってどんなバイク?
・車体が小さく、車重も軽い
・(中~大型と比較すると)車体は安く、修理代もそこまで高価にならない
・そこまで速く走ることができない(高速道路も走れない)
・お世辞にも長距離の巡航に向いているとはいえない
それぞれのバイクの特徴をザックリと説明しましたが、
・ 隼 = 「日常の移動手段」「ちょっとしたお散歩」には向かないが、「速く走る」「遠くへ行く」のが得意なバイク
・ クロスカブ = 「速く走る」「遠くへ行く」のは不得手だが、「日常の移動手段」「ちょっとしたお散歩」に使うには優秀なバイク
というのは、大体イメージできたのではないかと思います。
この組み合わせなら、
・隼 → ツーリング、ワインディング、サーキット
・クロスカブ → 日常の移動手段、ちょっとしたお散歩
といった具合に、状況によって使い分けることができます。
これなら「どちらかに乗らなくなる」という事態には陥りづらくなります。
何だかんだで重いバイクで通学・通勤するのはキツいし、原付二種で長時間走り続けるのもキツいですからね(笑)
もちろん、今挙げたのはほんの一例に過ぎません。
考え方によっては、もっと多種多様な組み合わせがあるかもしれません。
また、バイクは何かとカテゴライズされがちですが、そんなもの気にしなくてもいいです。
先程の例で話をしてみても、隼(大型バイク)で通勤・お散歩してもいいし、クロスカブ(原付二種)でツーリングに行ってもいいわけです。
まあ、快適かどうかは別の話ですけどね(苦笑)
なお、排気量125cc以下のバイク(原付一種・二種)は日本の高速道路を走れません。
よって、遠方に行くときは「下道を利用する」または「フェリーを利用する」といった計画を綿密に立てておきましょう。
余談ですが、フィンランドは「排気量が50ccを超えているバイク」なら走れるので、125ccのバイクで高速道路を走ることができます。
日本の高速道路も原付二種(125cc以下のバイク)で走れるといいんですけどね・・。
(写真に写っているバイクは「ヤマハ WR125X」です。)
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バイクの用途をかぶらせないことが重要
とにかく、バイクの用途をかぶらせないことが重要です。
同じようなバイクが複数台あると、どうしても乗らなくなるバイクが出てきます。
そして、乗らなくなったバイクは自然と放置されるようになります。
そうなると、バイクを車庫で風化させてしまうハメになってしまいます。
これではお金と時間が無駄ですし、「なんのためにバイク買ったんだ?」って話ですよね。
これはホントにもったいないです。
こんなことになるなら、始めから買わない方が賢明ですね。
そうならないためにも、
バイクを2台持ちする前に確認しておくこと
・バイクに乗る時間はあるか?
・バイクを整備する時間はあるか?
・すでに同じようなバイクを持ってないか?
をよーく考える必要があります。
決して安くない買い物なんですから、じっくり腰を据えて考えてみませんか?
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管理しきれないほどのバイクを所有しない
何だかんだで、一番大事になのは「管理しきれないほどのモノを所有しない」ことです。
たしかに、目新しいものが出てくると欲しくなる気持ちはよく分かります。
ですが、何でもかんでも買うことで生活が破綻してしまったら元も子もありませんし、それではバイクに乗るどころではありません。
人間の欲望は底がありません。
欲望にブレーキを掛けられないと、いつか大きな落とし穴に落ちてしまいます。
そうならないためにも、「自分が真に欲しているものは何か?」を知る必要があります。
バイクに限った話ではありませんが、お金を使っても心の穴は埋まりません。
新しいバイクが欲しくなったとしても、一旦グッとこらえてみてはいかがでしょうか。
もし、新しいバイクがほしくなったら
・何でこのバイクを欲しいと思ったんだ?
・そもそも自分はバイクに何を求めているんだ?
・自分は何をする(される)のが好きなんだ?
・自分は何をする(される)のが嫌なんだ?
をじっくりと考えてみてくださいね。
それでは、あなたが自分の欲望に気づけることを祈って。
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