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時間や他人を気にせず、「とりあえず走ってくるかな」といった感じでふらっと行けるのがソロツーリング(単独ツーリング)の醍醐味です。
とりあえず走るのも悪くありませんが、せっかく「日常とは違う場所」へ行くのですから心行くまで満喫したいですし、そのためには最低限の持ち物があるとなお良いでしょう。
「ツーリング先で何が起こるか?」は誰にも分かりませんからね。
というわけで、今回はソロツーリングに行くときにあったら便利なもの・必要なものをピックアップしました。
いつもとは少し離れた場所へ行こうと考えている人、ソロツーリング自体がはじめての人、マスツーリング(大人数ツーリング)に疲れてきた人の参考になれば幸いです。ぜひご一読を。
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水筒・マグボトル
何時間もバイクに乗っていると喉が渇きます。
無理してぶっ続けで走っても良いことがない(というか危ない)ので、水筒やマグボトルにお茶や水を入れて持っていきましょう。
え、自販機で(飲み物)を買えばいいじゃないかですって?
たしかに、お金があるのであれば自販機で飲み物を買っても問題ありません。
ですが、自販機で売られている飲み物は高価いです。
1本100円以上もするようなものを毎回買っていたら、お金がバカになりません。
1回1回は大した支出じゃないと思っていても、それを何回も続けて「気付いたら飲み物にすごい額のお金を使っていた・・」なんて人も少なからずいるのではないでしょうか。
少し面倒くさいと思うかもしれませんが、水筒・マグボトルを持っていきましょう。
水筒やマグボトルがあればお茶や水を持っていくことができるだけではなく、行き先に湧水(わきみず)があったら汲み取ることもできます。
ツーリング先では何が起こるか分かりません。水筒やマグボトルがあると、何かあったときに助かるかもしれませんよ?
地図
当たり前の話かもしれませんが、見知らぬ土地は「どこに何があるのか?」または「どこにどんな道があるのか?」が分かりません。
何回も行ったことがある場所ならまだしも、はじめて行った場所では「目的地まであとどれだけ?というか、ここどこ?」となる人も結構多いのではないかと思います。
地図を持っていきましょう。
地図があれば「目的地までの道のりを確認できる」「ガソリンスタンドがどこにあるか分かる」「高速道路の入り口と出口(インターチェンジ)がどこにあるか分かる」といったメリットを享受することができます。
現地の情報があるのと無いのでは大きく違います。
特に、ガソリンスタンドの場所を把握しておくことは大事です。
見知らぬ山道に入ったはいいものの、燃料の残量の確認を怠り、道中でガス欠・・・なんてことになったらどうすることもできません。
まあ、強いて言うのであれば「ロードサービスを呼ぶ」くらいですが、言い方を変えると「ロードサービスを呼べなかったらもうお手上げ」ってことですね。
え、スマホや携帯電話でもいいじゃないかって?
たしかに、現地の情報を知るだけだったらスマホや携帯電話でも問題ありません。
ですが、スマホや携帯電話は電池が無くなると使えません。
人にもよるので一概には言えませんが、私たちはスマホや携帯電話を(普段意識していないかもしれませんが)酷使しています。
電話をする、写真を撮る、SNSを見る・・・といった感じで、いつものようにスマホや携帯電話を使っていたら「電池の残量がヤバい・・・」といった感じで焦った経験がある人もいるのではないでしょうか。
まあ、マメに充電している(またはモバイルバッテリーを持参している)のであればそんなことはないかと思いますが。
さて、ひょっとしたらあなたも行き先で道に迷い、地元の人に道を尋ねることがあるかもしれません。
「地図だけでは分からないこと」なんて往々にしてありますし、ましてやそれが見知らぬ土地だったらなおさらです。
そんなときは、スマホや携帯電話(の画面)を見せるよりも「紙の地図」を見てもらった方が円滑に話が進むことがあります。
なぜなら、地元の人がスマホや携帯電話に馴染みがあるとは限りませんから。
年配の方にスマホや携帯電話(の画面)を見せたとき、「なんか見づらいなぁ、これ・・・」と言われたことはありませんか?
年配の方には、スマホや携帯電話の画面を見ることに抵抗を感じる人もいます。
こういうとき、地図があればそういう事態を回避できますし、その方が円滑に道を尋ねることができることでしょう。
あくまでこちらは「教えてもらう側」ですから、「教えてくれる側」の人の機嫌はなるべく損ねない方がいいと思いますが、如何なものでしょうか。
現代は、ネットの普及により情報が簡単に入手できる時代になりました。
とはいえ、それでも現地のことに一番詳しいのは「地元に住んでいる人」です。
ツーリング先で道が分からなくなったら、迷わず(もちろん、節度をもって)人に聞いてください。
ひょっとしたら、思わぬ抜け道を見つけることができるかもしれませんよ?
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タオル
タオルがあると、何かと役に立ちます。
トイレで手を洗ったとき、顔を洗ったとき、足湯に入ったとき・・といった感じで「行き先で水を使う場面」というのは意外と多いですから。
また、ツーリング先に温泉があることがありますし、そういう場面でも役に立ちます。
もっとも、温泉に入ることを想定しているのであればはじめから持っていくと思いますが。
「別に温泉に入りに行くわけじゃないよ」と思っていたとしても、「前日の疲れが残っていた」または「道中で眠くなった」なんてこともあるかもしれません。
そういうときは「洗面所で顔を洗う」または「温泉に入る」ことでスッキリしますし、その方が安全に走れます。
いずれにしても、無理は避けるべきです。眠いのに無理して走っても、ロクなことはありませんから。
レインウェア
天気予報は100%正しいとは限りません。
「降水確率:20%」と聞いて意気揚々と峠に行ったら「どしゃぶりの雨に遭い、びしょ濡れになって帰ってきた・・」なんて目に遭ったことは、バイクに乗っている人なら何回か経験していることでしょう(標高の高い場所ではよくあります。山に走りに行くときはご注意を)。
バイク用レインウェアを持っていて損はありません。
今の時代、コンパクトに折り畳めるバイク用レインウエアもありますので、1セット用意しておくと役に立ちます。
現金
ツーリング先では「ガソリン代」「食事代」といったものを支払うことがあることでしょう。
なので、現金を持っていきましょう。
え、キャッシュレス決済でいいんじゃないのですって?
たしかに、今の時代は電子マネーやカードといった手段がありますね。
そのためか、あなたが「現金なんか必要ないんじゃないの?」と思うのは無理からぬことなのかもしれません。
ですが、それらの手段が使えるのは電気が使えるとき、いわゆる「平常時」だけです。
地震などの自然災害が発生し、停電してしまったら電子マネーもカードも何の役にも立たなくなります。
そうなったとき、あなたはどうやって食料や水を調達するのでしょうか?
もちろん、電子マネーやカードといった方法を全否定しているわけではありません。
ですが、それだけだと「平常時」ではなくなったとき、いわゆる「非常時」にものすごく困ります。
あなたもご存じの通り、日本は自然災害大国です。
地震や台風なんて頻繁に発生しますし、それゆえに「非常時」になったときのことも想定しておく必要があるわけです。
そういう理由から、電子マネーやカードだけではなく現金も用意しておくことをおすすめします。
もっとも、あなたが「ツーリング先で自然災害に巻き込まれることなんかないから」と断言できるのであれば話は別ですが。
リュック・ネットフック
さて、ここまで読み進めてくれたあなたなら、ここまで挙げてきたものを見て「何かと嵩張る(かさばる)ものが多いなぁ・・」と思ったことでしょう。
こういうとき、リュックがあると便利です。
そんなに大きなものでなくても構いませんので、これらのものを収納するために1個用意しておきましょう。
とはいえ、リュックを背負ってバイクに乗っていると肩が痛くなります。
バイクに乗る以上は体に余計な負担を与えるべきではありませんし、そう考えるとリュックを背負うのは避けるべきです。
「じゃあ、どうするんだよ?第一、バイクにはリュックを収納するスペースなんてないじゃないか」と、あなたは思うことでしょう。
なんてことはありません。ネットフックを使えば解決するのですから。
ネットフックがあればリアシートに荷物を固定することができます。
仮にツーリングに行く機会が少なかったとしても、ネットフックがあれば通学・通勤、または街乗りといった場面でも活躍します。
なので、バイクに乗るのであればネットフックを1個持っておきましょう。
もっとも、スクーターや「リアボックスやサイドケースが付いているバイク」であれば無理に用意する必要はありませんが。
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まとめ
以上、ちょっとしたソロツーリングに行くときにあったら便利なもの・必要なものをピックアップしてみました。
他にも色々と便利なものはありますが、日帰りでしたら今まで挙げたもので十分でしょう。
ソロツーリングはマスツーリング(大人数ツーリング)と違い、あなた一人で走ることになります。
ということは、何があっても(基本的に)あなた一人で対処する必要がありますし、そのためにはある程度の備えが必要になってくるわけですね。
とはいえ、そこまで身構える必要もありませんし、何回か一人で走っていれば自然と慣れます。
そうなれば「他にもこれがあると便利かな」といった判断も自ずとできるようになりますので、この記事であれこれ挙げる必要もないかと思います。
結局のところ、「自分はどんな走り方をするのか?」はあなたじゃないと分からないのですから。
そうですね、他にも付け加えるのであれば「ETC」はあった方がいいでしょう。
高速道路も走ることが前提でしたらETCがあると便利(というか、ないとメチャクチャ不便)ですし、高速道路も走れると「下道が混雑している」「なるべく早く帰りたいとき」にショートカットできます。
もっとも、既にあなたのバイクにも付いている(あるいは後から付けた)のかもしれませんが。
ソロツーリングは快適です。
マスツーリング(大人数ツーリング)と違い、「時間を気にしなくていい」「行き先を自分自身で決めることができる」「走るペースを(周りに)合わせる必要がない」といったメリットを享受できます。
「一人で気ままに走りたい」「マスツーリングに疲れてきた」という人は、一度ソロツーリングに行ってみてはいかがでしょうか。
時間や予定を気にせず、気ままに走れるのは、おそらくあなたが想像している以上に快適ですよ?
それでは、この辺で。
あなたが一人でも、またはどこにお住まいだろうと関係なく、ずーっとバイク生活を満喫できますように。
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