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時が経つのは早いもので、SHOEIの最上級ヘルメット X-Fourteenを購入して1年が経過しました。
私が購入したのは、グラフィックモデルの『X-Fourteen KAGAYAMA 5』というモデルです。
グラフィックモデル・・模様やロゴがあしらわれたヘルメットのこと
このヘルメットを被って色んな場所を走ってみたのですが、やっぱりというか「最上級のヘルメットはすごいなぁ」というのが率直な感想です。
そこで今回は、X-Fourteenを1年間使ってみて分かったことを書いていこうと思います。
・バイク用ヘルメット選びで迷っている人
・SHOEIのヘルメットに興味がある人
の参考になれば幸いです。
ぜひ読んでみてくださいね。
なんというか、やっぱり最上級ヘルメットは違いますね。
正直な話、公道で使うには過剰すぎるほど高性能なヘルメットです。
ただし、価格も高いですが・・・。
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もくじ
全体的に質が高い(高級感がある)
最上級ヘルメットだけあってか、SHOEIの他のヘルメットと比べると全体的に質が高いです。
※誤解なきよう言っておくと、決しての他のヘルメットが劣っているわけではありません。
見た目もそうですが、細かい部分も含めて丹念に作り込まれています。
私が購入したグラフィックモデルにしても、丁寧に色が塗られています。
もちろん、肝心の内装も上質です。
肌触りも良いし、被っても不快感を感じません。
バイク用ヘルメットは防具であるのと同時に、嗜好品という側面も併せ持っています。
そのため、作り込まれたヘルメットを使うことで満足感に浸りたい人もいるのではないでしょうか。まあ、かくいう私もそうなんですけどね。
なんというか、X-Fourteenのグラフィックモデルは美麗なものが多い印象を受けます。
防具であるヘルメットを見た目で選ぶのはいかがなものかと思う人もいるかもしれませんが、なんだかんだで人は見た目で判断しちゃうんですよね。
そういう理由からかグラフィックモデルは今でも一定の需要があるし、今後も綿々と残り続けるのではないかと予想されます。というか、単純にカッコいいですからね。
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スリム(幅が広くない)
見た目もさることながら、使い勝手も良好です。
まず、X-Fourtennの特徴として挙げられるのはスリム(幅が広くない)なことです。
手に取った時点で「あ、なんかスリムなヘルメットだな」と感じ取れるのですが、被ってみるとそれが顕著になります。
楽なんです。
ヘルメットを被った状態で振り向くのが(すごく)楽なんです。
いや、ホントにすごいですよ。
ストレスなく後方確認ができるというのが、こんなに快適だとは想像もしませんでしたから。
日頃から公道を走っているあなたならお分かりだと思いますが、公道にて後方確認をする機会は非常に多いです。
それ故に、後方確認が楽になるというのがどれだけ素晴らしいことか想像できるのではないでしょうか。
静か(静粛性が高い)
それと、X-Fourteenは静かです。
これも(ヘルメットを)被った瞬間に実感できますが、実際に走ってみることで静粛性の高さをさらに感じられます。
特に顕著なのが、高速道路を走っているときです。
バイクで高速道路を長時間走っていると耳が痛くなりますよね。
ですが、X-Fourteenを被って(高速道路を)長時間走ったら耳が痛くなりにくいです。
静粛性が高いため、耳に掛かる負担が大幅にカットされるからですね。
高速道路を利用した長距離ツーリングをする機会が多い人ほど、そのありがたみが身に染みて分かるのではないでしょうか。
ちょっとお高いかも・・・
言い忘れていましたが、X-Fourteenはレーシングフルフェイスです。
レーシングフルフェイス・・・サーキットを走ることを想定して作られたヘルメット
それ故に他のヘルメットより高性能になり、結果として高価なものになっています。
正直な話、やっぱり高価いなぁ・・・と思わざるを得ません。
ここまで話してきた通り、X-Fourteen高性能なヘルメットです。
ですが、言い方を変えると「公道で使うには高性能すぎるヘルメット」です。
正直な話、「公道を走る分には(同じくSHOEIの)Z-7で十分だよね・・・」とも思ったりします。
ただ、バイクのヘルメットは「防具」です。
事故ったときに、自分の身を守るために着用するものです。
そう考えると、事故ったときの損傷を減らすためにも、できるかぎり良いヘルメットを被るべきではないでしょうか。
結局のところ、ヘルメットを選ぶときに重要になってくるのは「自分の頭を守るためにいくら(何円)出せますか?」ではないかと思います。
何も私は「何でもかんでも高価なものを買え」と言っているわけではありません。
「ここは大事なところなのか」「手を抜いてもいいところなのか」を見極め、大事なところには(できるかぎりの)投資をするべきだと思うんです。
そう考えると、半ヘルで中型・大型に乗っている人は「安全に対する意識もその程度」だということになりますね。
「カッコよさ」を追求するのはいいのですが、それはあくまで安全が確立されているのが大前提です。まあ、当たり前ですね。
それにもかかわらず、何食わぬ顔で半ヘルを被って大型に乗っている人が意外と多いです。
いい年齢、少なくとも免許を取得できる年齢なのですから、その辺のことも考えないとマズいと思うんですけどね。
半ヘル・・・ハーフキャップのこと。安全性の面から、125ccを超えるバイク乗車時に被るのは危険だとされている
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SHOEIの最上級ヘルメットがほしいならX-Fourteen一択
以上、SHOEIの最上級ヘルメット X-Fourteenを1年間使ってみた感想を書いてみました。
一言で言うなら、X-Fourteenは「高価だけど、その分高性能なヘルメット」です。
ただ、公道で使うには過剰すぎる気がしますし、人によっては「そこまでの高性能を求めていない」という人もいるかもしれません。
当たり前の話かもしれませんが、ヘルメットに求めるものは人によって違います。
乗るバイクや走る場所によって求めるものも大きく異なるでしょうから、一概に「あなたに最適なヘルメットはこれだ!」と断言することはできません(というか、できる人いるんですか?)。
「オレ(ワタシ)に最適なヘルメットありませんか?」って質問されても、最終的にはその人自身が決める必要があります。
結局のところ、その人が「本当に求めているもの」はその人自身じゃないと分かりませんからね。当たり前の話ですが。
結局のところ、実際にヘルメットを使うあなたが判断しなければいけないんです。
あなたが「安全は疎かにできない」「なるべく高性能なヘルメットがほしい」というのであれば、SHOEIかAraiの上級モデルをおすすめしますし、SHOEIの最上級ヘルメットがほしいのであればX-Fourteenを推薦します。
ただ、バイク用ヘルメットは「嗜好品」としての側面もあります。
そのため、SHOEIやAraiに気に入るものがなければ他のメーカーのもの(海外製含む)も見てみましょう。
ヘルメットは年単位(ヘルメットの使用期限は3年)で使うものです。
それだけの手間と時間を掛けてじっくりと選ぶ価値はある筈です。
あなたも、気に入らないヘルメットを使うよりも、お気に入りのヘルメットを使う方が楽しいでしょう?
ただ、特にこだわりがないのであれば「SHOEI」か「Arai」のヘルメットにしておきましょう。
何も高価なものにこだわる必要はありませんが、だからといって安すぎる(質の低い)ヘルメットを使うのはおすすめできません。
何度も言いましたが、バイクのヘルメットは「防具」です。
何かあったとき、自分の頭を守ってくれないと被っている意味がありません。
そういう理由からも、国内外で評価されているメーカーである「SHOEI」か「Arai」のヘルメットを強くおすすめします。
間違っても、ホームセンターにあるような安いヘルメットは絶対ダメですよ。
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買う前に必ず試着を(サイズだけで決めないこと!)
あ、それともう一つ。
ヘルメットを買う前は、「必ず」試着してみてください。
え、カタログに載っているサイズを見たから問題ないですって?
たしかに、メーカーのカタログにはサイズ(および数値)が載っています。
ですが、サイズが同じでもメーカーによって被り心地が全然違います。
たとえ「SHOEIのM」がピッタリだからといって、「AraiのM」があなたの頭に合うとは限りません。
買った後に後悔しないためにも、実際にヘルメットを被ってみて「自分の頭に合うか?」を確認してくださいね。
また、グラフィック(模様・ロゴ)にも同じことが言えます。
写真と実物では印象が異なるものがあるので、そういう意味でも実物を見ることを強くおすすめします。
一番手っ取り早いのは、バイク用品店で「実物」を見ることです。
実際にヘルメットを手に取れますし、お店によっては試着することもできます。
また、モーターサイクルショーをはじめとするバイク関連のイベントに行くのもおすすめです。
ヘルメットを試着できるだけではなく、メーカーの方と直接お話ができますからね。
[voice icon=”https://aobusablog.com/wp-content/uploads/2018/08/icon.jpg” name=”あおぶさ” type=”big l”]モーターサイクルショーは大阪・東京で毎年3月に開催されている。事前に公式サイトでイベントの内容を確認してみよう。[/voice]
東京モーターサイクルショー(公式サイト):http://www.motorcycleshow.org/
大阪モーターサイクルショー(公式サイト):http://www.motorcycleshow.jp/
それでは、あなたが「自分にピッタリのヘルメット」に巡り合えることを祈って。
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