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突然ですが、チェーンの清掃・注油は定期的に行っていますか?

あなたも御存知かもしれませんが、バイクのチェーンは定期的に清掃・注油する必要があります。
(「1,000キロ走るごとに1回」は清掃・注油しておきたいですね。)
何もせずに放置していると、チェーンが錆びだらけになってしまいます。
[voice icon=”https://aobusablog.com/wp-content/uploads/2018/08/icon.jpg” name=”あおぶさ” type=”big l”]チェーンが錆びだらけになっているということは、足回りもこんな風になっているのでは・・・?[/voice]

とはいえ、「バイクのチェーンの清掃・注油の方法なんて分からないよ!」という人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、私が乗っているバイク(スズキ_隼)を例に、バイクのチェーンの清掃・注油の方法を書いてみようと思います。
あなたの参考になれば幸いです。
ぜひ読んでみてくださいね。
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もくじ
バイク(例はスズキ_隼)のチェーンの清掃・注油の手順
1.必要なモノを揃える
まずは、必要なモノを揃えます。
・ チェーンクリーナー
チェーンとスプロケットの汚れを落とすのに使います。
塗布してから20分ほど放置しておけば、チェーンの汚れが拭き取れるようになります。
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・ チェーンオイル
チェーンオイルは速乾性のオイル(すぐ乾くオイル)をおすすめします。
速乾性でないオイルは走ったときに飛び散り、タイヤに付着するおそれがありますから。
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・ 布ウエス
チェーンとスプロケットの汚れを拭き取るのに使います。
ホームセンターで売っているウエスをまとめ買いしてもいいですが、ボロボロになったシャツを(ハサミで切って)再利用するという手もあります。
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・ スタンド
タイヤが浮くならどんなスタンドでもいいです。
「デイトナ_イージーリフトアップスタンド」のようなものでも十分です。
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もし、将来的にチェーンの清掃・注油以外のことがしたいのであれば「J-Trip_はじめてスタンド」のような本格的なものでもいいです。
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・ 太めの輪ゴム
ブレーキレバーとハンドルに巻きつけるために使います。
今回は太めの輪ゴムを使いますが、フロントブレーキが掛かれば何でもいいです。
2.キルスイッチを押す
チェーンの清掃・注油に取り掛かる前に、キルスイッチを押しておいてください。

え、何でキルスイッチを押す必要があるかって?
(チェーンの清掃・注油中に)エンジンが掛からないようにするためです。
チェーンの清掃・注油中にエンジンが掛かってしまうと、スプロケットがチェーンに引っ張られます。
すると、リアタイヤが回転してしまいますね。

そのとき、スプロケット(またはチェーン)に手が触れていたらどうなると思います?
回転したスプロケットとチェーンに手が巻き込まれてしまいます。
そうなったらどうなるかは、もうお分かりですよね・・・?

大事なことなので、もう一度言います。
チェーンを掃除する前に、キルスイッチを必ず押して下さい。
「そこまでしなくていいんじゃない?」と言う人もいますが、用心しておくに越したことはありません。
ただポチッと押すだけなので、忘れずに押しておきましょう。

3.フロントブレーキを効かせる
さて、キルスイッチは押しましたね?
お次は、注油・清掃中にバイクが動かないようにします。
動かないようにするといっても、することは非常に単純。
ブレーキレバーとハンドルに輪ゴムを巻きつけるだけです。
こうすればフロントブレーキが効いた状態になり、バイクが動かなくなりますね。

最初の方でも少し触れましたが、太めの輪ゴムにこだわる必要はありません。
ブレーキレバーに巻きつけられるものなら何でもいいです。
フロントブレーキが掛かればそれでいいんですから。

4.スタンドでリアタイヤを浮かせる
次に、スタンドを使ってリアタイヤを浮かせます。
(今回は「J-Trip_はじめてスタンド」を使います。)

こうすることで、リアタイヤが空転するようになります。

これで、タイヤを片手で回しながら清掃・注油ができますね。

ちなみに、スタンドがないとバイクを何回も何回も押し引きするハメになってしまいます。
「デイトナ_イージーリフトアップスタンド」のようなものでも構いませんので、スタンドは用意しておきましょう。
5.チェーンクリーナーを吹き掛ける
さて、ようやくチェーンの清掃に取り掛かれますね。
まず、チェーンにチェーンクリーナーを吹き掛けます。
スタンドでリアタイヤが浮いているので、片手でリアタイヤを回転させ、もう片方の手でチェーンクリーナーを吹き掛けることができますね。

チェーンクリーナーを吹き掛けた後は、20分程放置しておきます。
(この間に、拭き掃除やレバーの清掃・注油をしておきましょう。)
6.チェーンの汚れを拭き取る
20分程経ったら、布ウエスでチェーンの汚れを拭き取ります。
片方の手でタイヤを回転させ、もう片方の手で(ウエスを使い)汚れを拭き取ります。

7.チェーンオイルを吹き付ける
汚れを拭き取ったら、チェーンにチェーンオイルを吹き付けます。
チェーンクリーナーを吹き掛けるときと同様に、片手でリアタイヤを回転させ、もう片方の手でチェーンオイルを吹き付けます。

チェーン全体にチェーンオイルを吹き付けたら注油は完了です。

あとは、リアタイヤを地面に接地させ、スタンドを外します。

これで作業終了です。
おつかれさまでした。

あ、作業終了後はキルスイッチを元に戻しておいてくださいね。
後でバイクのエンジンを掛けようとしても「あれ?エンジンが掛からない?」と言って一瞬焦りますから(笑)
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バイクの整備にスタンドは必須
以上、「スズキ_隼」を例にし、バイクのチェーンの清掃・注油の方法を書いてきました。
バイクのチェーンは、何もせずに放置しておくと錆びだらけになってしまいます。
「1,000キロ走るごとに1回」はチェーンの清掃・注油をしておきましょう。
また、何度も言いましたが、スタンド(リアタイヤを浮かせるもの)は必須です。
リアスタンドが無いとタイヤが空転しないので、チェーンクリーナーやオイルを吹き掛ける度に何回も何回も押し引きするハメになってしまいます。
(余談ですが、スズキ_隼の重量は266kgです。)

ですが、スタンドがあればそれらの手間を排除することができます。
隼に限らず、バイクの整備にはスタンドが必須になってきます。
(センタースタンドがあるバイクなら必要ないですが。)
もし、スタンドを持っていないのであれば、この機会に用意しておきましょう。
「デイトナ_イージーリフトアップスタンド」はコンパクトでかつ簡単に使えるのでおすすめです。
特に「自宅にモノを置くスペースがない」「そこまで本格的なスタンドは必要ない」という人には打ってつけのスタンドです。
スタンドがなくても清掃・注油はできますが、ものすごい労力が掛かってしまいます。
チェーンの清掃・注油に限った話ではありませんが、余計な労力は可能な限り削り落とすべきです。
あなたもスタンドを使い、サクッとチェーンを掃除してみてくださいね。
それでは、あなたが安全にバイクに乗り続けられることを祈って。
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