バイク選び

乗りたいバイクがない?そんなときはミドルクラスから始めてみよう

スズキ バイク ネイキッド SV650 パールグレッシャーホワイト/グラススパークルブラック

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バイクって色んな種類のものがありますよね。

種類が多いということは、それだけ選択肢があるということでもあります。

ですが、その選択肢の多さゆえに「これからバイクに乗り始めようと思うけど、乗りたいバイクが見つからない・・」という人も少なからずいるのではないかと思います。

鈴鹿サーキット 鈴鹿8耐 駐車場 バイク

どうしても乗りたいバイクが見つからないときは、ミドルクラス(排気量:600~900cc)のバイクから始めてみることをオススメします。

こう言うと「リッタークラス(排気量:1,000cc以上)のバイクが豊富にリリースされている今の時代に、わざわざミドルクラスを?」と思う人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、バイク選びで迷っている人にミドルクラスをオススメする理由をまとめました。

・「これからバイクに乗ろうと思っている」

・「バイクに乗りたいけど、どんなバイクに乗ったらいいのか分からない」

という人には特にオススメの内容になっています。ぜひご一読を。

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それなりの大きさと重さがある

リッタークラスほどではないとはいえ、ミドルクラスのバイクもそれなりに大きくて重いです。

ですが、大きさも重さも「それなり」です。

大きさと重さが「それなり」なので、リッタークラスのバイクほど押し引きに苦戦しません。

それゆえに、バイクの押し引きをはじめとする「バイクの基本」を学ぶには最適だといえます。

ホンダ CB650R 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

また、「それなり」の大きさと重さがあるバイクに慣れておけば、どの排気量のバイクも自然と扱えるようになります。

ですが軽いバイクで「バイクの基本」を覚えてしまうとそれが「当たり前」になってしまい、将来的に他のバイクに乗るときに大苦戦するおそれがあります。

スズキのスポーツバイクのGSX-R125

この先ずーっと軽いバイクにしか乗らないのであれば、それで十分なのかもしれません。

ですが、バイクで走っているうちに人の考えは徐々に変わってくるものです。

そういう視点から見ても、「それなり」の大きさと重さに慣れておいて損はありません。

「それなり」の大きさと重さに慣れていれば、ひょんなことからリッタークラスのバイク(重量200kg超えが当たり前)に興味を持って乗り始めたとしても、車庫や駐車場にバイクを停めることにすら大苦戦し、とうとう心が折れてバイクを手放してしまった・・なんてことにならずに済みますから。

もっとも、折れない心さえあれば(仮に軽いバイクしか乗っていなかったとしても)最終的に何とかなるものですけどね。折れない心さえあれば。

あおぶさ
あおぶさ
メガスポーツやツアラーの重量は260kgを優に超えます。憧れや思いつき「だけ」で買う前に、実際に押し引きしてみることを強くおすすめします
スズキ メガスポーツバイク 隼 バイクを押し引きする人

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そこまで過激な加速をしない

ミドルクラスのバイクはリッタークラスのバイクほど過激な加速をしません。

それゆえに、「アクセルの開け方」を学ぶには最適なバイクだといえます。

ヤマハ MT-09 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

こう言うと、ひょっとしたらあなたは「なーんだ、じゃあミドルクラスってそんなに速くないんだ」と思うかもしれません。

ですが、それはあくまで「リッタークラスほど速くない」というだけで、ミドルクラスのバイクがけっして遅いわけではありません。というか、ミドルクラスのバイクも十分すぎるほど速いです。

とはいえ、それでもリッターバイクよりは穏やかなのでそこまで神経質になる必要もないかと思いますが。おそらくは。

あおぶさ
あおぶさ
「アクセルをガバガバと開けていたらメッチャ速くて怖かったよ~」みたいなことを言う人がいますが、それはバイクのせいではないような・・

リッターバイクほど過激な加速はしない。

とはいえ、いい加減にアクセルを開けていたら事故る。

だからこそ「アクセルの開け方」を学ぶバイクとして、ミドルクラスは最適だといえます。

教習所でも学んだと思いますが、アクセルはゆっくりと開けるのが基本です。

これを再確認するためにも、まずはミドルクラスに乗ってみましょう。

あおぶさ
あおぶさ
教習所と異なり、仮に間違ったことをしていても公道では誰も指摘してくれません。いい加減な操作は自分や周囲を事故に巻き込むことを、けっして忘れないでくださいね
ヤマハ バイク オンロード ネイキッド 大型自動二輪 MT-09 2019年式 マットライトグレーメタリック4 バイクを眺める人

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バイクを乗り換えるときに苦戦しない

ミドルクラスのバイクに乗ることで、バイクの押し引き、アクセルの開け方といった「バイクの基本」を学ぶことができます。

実は他にも良いことがあります。

それは、バイクの乗り換えがラクになることです。

さきほども少し触れましたが、ミドルクラスのバイクに慣れておくと(将来的に)大きくて重いバイクに乗ってもそこまで苦戦しません。

スズキ GSX-S750 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

それだけではありません。

ミドルクラスのバイクに乗り、「それなり」の大きさと重さに慣れていると小さくて軽いバイクに乗ったら(メチャクチャ)感動します。

ところが最初から小さくて軽いバイクばかり乗っているとそれが「当たり前」になってしまい、他の小さくて軽いバイクに乗っても特に感動することもないでしょう。その人にとっては、それが「当たり前」なんですから。

スズキ GSX-S125 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

ですが、ミドルクラス(あるいはリッタークラス)のバイクに乗っている人だったらどうでしょう。

それなりに大きくて重いバイクを知っているわけですから、小型や中型をはじめとする小さくて軽いバイクに乗ったら、それはもうメチャクチャ感動します。

小さくて軽いバイクに乗って「ふーん、これが何か?」と思うのと「おぉ、これはすごい!」と思うのでは、後者の方がお得だと思うのですが如何なものでしょうか?

あおぶさ
あおぶさ
メガスポーツやツアラーに乗った後に小型や中型に乗ってみてください。「小さくて軽いバイクのすごさ」がよーく分かると思いますよ?
バイク スズキ 隼 ホンダ クロスカブ110 くまモンバージョン

走り続けているうちに、自分の考え方は変わってくる

こう言うとあなたは「買い替えを前提としてバイク選びするのってどうなのよ」と思うかもしれません。

たしかに、同じバイクにずーっと乗り続けるのが理想ではあります。何だかんだで、バイクの買い替えはお金が掛かりますからね。

ですが、最初に買ったバイクをずーっと乗り続けている人はホントに少なく、ほとんどの人は何らかの理由でバイクを買い替えています。

カワサキ Z900RS 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

もちろん、事故や盗難といった要因もあるので一概には言えません。

ですが、そうでなくても走っているうちにライダーの考え方は変わってくるものです。

バイクの用途

バイクに乗り始めたばかりの頃は「自分が本当にしたいこと」が分からない場合が多いです。

ですが、色んな経験を積み、年齢を重ねることによって見えてくるものが変わってきます。

その過程で「自分の方向性」がガラリと変わったって何の不思議もありません。

バイクの種類

「今のバイクにそのまま乗り続けるのか」または「他のバイクに乗り換えるのか」は、そのときそのときで回答が変わってきます。

そのうち「小さくて軽いバイク」を求めるかもしれないし、または「大きくて重いバイク」を求めるかもしれません。

そのとき、ミドルクラスのバイクに乗った経験があれば、乗り換えたときの苦労は少なくて済みます。

そう考えると、「大きさ」「重さ」「加速」がそれなりのバイクに乗り、「バイクの基本」を身につけておいた方がいいのではないでしょうか。

もちろん、同じバイクにずーっと乗り続けられるのが理想なのですが、部品が生産終了になったり「修理するよりも買い替えた方が安い」なんてこともあるので中々難しいんですよね、これが。

あおぶさ
あおぶさ
お金と時間と置き場所に余裕があれば「2台持ち」という手もありますが・・

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排気量にこだわらず、まずはバイクに乗ってみよう

以上、バイク選びで迷っている人にミドルクラスをオススメする理由をまとめました。

ミドルクラスは大きさ・重さ・加速が「それなり」です。

それゆえに、「バイクの基本」を覚えるには打ってつけのバイクだといえます。

スズキ バイク ネイキッド SV650 パールグレッシャーホワイト/グラススパークルブラック

とはいえ、ミドルクラスも「それなり」の大きさ・重さを有しており、加速もけっして遅くない(というかメッチャ速い)のも事実です。

それゆえに、ミドルクラスに試乗しても「怖い・・」と感じる人もいるかもしれません。

もし試乗してみて「怖い」と感じるのであれば、自分の直観を信じてください。

仮にそのバイクが雑誌やネットの記事で称賛されているものだったとしても、あなたが「怖い」と感じるってことは「自分に合ってない」ってことですから(直観は嘘をつきませんからね)。

ホンダ バイク VFR800F パールグレアホワイト 2019年式 ハンドル メーター周り

試乗してみて「怖い」と感じるのであれば、無理にミドルクラスにこだわる必要はありません。

あなたが「怖い」と感じるということは、そのバイクが(今の)あなたに合ってないってことですし、「怖い」を誤魔化しながら乗っても上手くならないし何より楽しくないですから。

そういう場合は、小・中型バイクから始めてみてはいかがでしょう。

今の時代、大型バイクのラインナップは多いですが、小・中型バイクのラインナップも豊富です。

長距離ツーリングに行く機会が少なく、速い加速を求めないのであれば、小・中型バイクでも十分ってことは往々にしてあるものです。

もっとも、それも人によって違うので一概には言えませんが。

スズキ V-strom250 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

「どのバイクに乗ればいいのか分からない」「自分は何がしたいのか分からない」という人は、とにかく色んなバイクに乗ってみましょう。

別に「なんでもいいからバイクを買え」と言っているわけではありません。

試乗会に行けばバイクに試乗できますし、「オフロードスクールをはじめとするイベントに参加する」という手もあります。

結局のところ、「自分はバイクに乗って何がしたいのか?」は色んなところを走って経験を積まないと分からないんです。

早い話、「実際にバイクに乗ってみないことには何も始まらない」ということですので、試乗会でもオフロードスクールでもいいので、まずはバイクに乗ってみましょう。

ミドルやリッターといった排気量に囚われず、色んなバイクに乗ってみましょう。

それでは、この辺で。

あなたにとって「あ、これだ」と思えるバイクが見つかりますように。

スズキ バイク ネイキッド SV650 パールグレッシャーホワイト/グラススパークルブラック バイクを眺める人

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