バイク選び

バイク初心者にリッターアドベンチャーをおすすめしない理由

ホンダ バイク アドベンチャー CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Dual Clutch Transmission パールグレアホワイト トリコロール

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デカくて、重くて、足つき悪くて、高価だから。以上。

 

 

 

 

 

 

いや、ホントにこれに尽きるんですけど、これだとさすがにアッサリし過ぎですね。

というわけで今回は、初心者にリッターアドベンチャーをおすすめしない理由をまとめました。

・アドベンチャーバイクに興味がある人

・免許取りたて(あるいは現在取ろうとしている)の人

・以前バイクに乗っていたときから大きなブランクがある人

・「自分はまだまだ大丈夫!」と思っている人

の参考になれば幸いです。

ホンダ アフリカツイン 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

最初にも言いましたが、リッターアドベンチャーは「車体が大きくて重くて足つきが悪くて高価なバイク」です。

正直な話、一度立ち止まって考え直した方がいいと思うんですよ。

憧れ「だけ」で買って後悔している人が、少なからず存在しますので。

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車体が大きくて重い

リッターアドベンチャーは総じて車体が大きくて重いです。

そのため、駐車場から出し入れしたり、万が一転倒したときに引き起こすのに苦戦(人によっては一人で引き起こすことができない)します。

大きくて重いバイクの押し引き・引き起こしは、想像以上に(おそらくあなたが思っている以上に)大変です。

カワサキ VERSYS1000 SE 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

普通自動二輪・大型自動二輪の教習を思い出してください。

教習を受けていたとき、あなたは教習車を押し引きしていたと思いますが、そのときのあなたは余裕でしたか?それとも、ヒーヒー言いながら何とか押し引きしていましたか?

ちなみに、ほとんどのリッターアドベンチャーは重量240kgを軽く超えています。

また、トップケースをはじめとするオプションを装着すれば(さらに)重量が増えることは容易に想像できることでしょう。

どうでしょう、車体が大きくて240kgを軽く超えているバイクを押し引きできる自信はありますか?

万が一転倒してしまったとき、一人で引き起こすことができますか?

あおぶさ
あおぶさ
自動車学校のコースと異なり、基本的に公道では誰も助けてくれませんから・・
山 砂利道 草むら 林 オフロードコース

足つきが悪い

アドベンチャーバイクは総じてシート高が高く、それゆえに足つきはお世辞にも良いとは言えません。

それなりに身長や体格があるなら別ですが、人によっては「踵が地面から浮く」「片足しか地面に着かない」なんてことになりかねません。

特に顕著なのがリッターアドベンチャー(車体が大きくて重い)で、「バイクに慣れていない人」「以前乗っていたときから大きなブランクがある人」にとっては信号待ちをしているだけでも不安が付きまとってくることでしょう。

DUCATI MULTI STRADA 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

想像してみてください。ただでさえ車体が大きくて重いのに、それに加えて足つきも悪いんですよ?

はたして、そんな状態で何度も何度も信号や停止線で停まれるでしょうか?

何時間も走って疲れ切った後でも、疲れていないときと同じようにバイクを支えられるでしょうか?

ローダウン(シート高を低くする)すれば足つきは良くなりますが、それでも車体の大きさと重さは変わらないんですよ?

あおぶさ
あおぶさ
アドベンチャーバイクの中には「ステップがやたらと大きいモノ」が存在します。地面に足を着けるときは、ズボンの裾が引っ掛からないようご注意を・・
アドベンチャーバイク ステップ

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価格が高い

アドベンチャーバイクは高価なモノが多いです。

特にリッターアドベンチャーに至っては150万円を超える場合が多く、けっして気軽に買えるモノではありません。

まあ、所得や資産がたくさんある人なら話は別なのかもしれませんが。

BMW R1250GS 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

ずーっと乗り続けるのであればいいんですよ?たとえ価格が高かったとしても、ずーっと乗って楽しめるのであれば投資する価値は十分にありますから。

ですが、リッターアドベンチャーには「車体がデカい」「重い」「足つきが悪い」という要素があります。

車体が大きくて重いバイクに乗り続けるのは想像以上に大変ですし、それこそ人によっては「もうこんなバイクいいよ・・」ってことになるおそれがあります。

せっかく(けっして安くない)お金を出して買ったのに、押し引きや転倒に辟易して早々に手放してしまったのでは本末転倒ではありませんか?

仮にアドベンチャーバイクに嫌気がさして手放してしまったとしても、「まあ、こんなこともあるよね」って割り切ることができますか?

あおぶさ
あおぶさ
各メーカーのリッターアドベンチャーの価格を調べてみてください。それはもうステキな数字が出てきますから・・
BMW R1250GS 第35回大阪モーターサイクルショー2019 インテックス大阪

「クラッチ操作不要」には要注意

バイクの中には「クラッチ操作が不要のモノ」が存在します。

DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)が特に有名ですが、MT車であるにもかかわらずクラッチ操作をしなくてもギアが自動で切り替わるモノが、アドベンチャーバイクにも存在します。

「クラッチ操作が不要?それって良いことなんじゃないの?」って思う人もいるかもしれませんが、それも人によって大きく異なります。

現に「微細な操作が難しい」「発進・減速時にギクシャクする感じがイヤだ」って人もいますし、MT車に慣れきっている人(MT車しか乗ったことがない人)がはじめて乗ったら違和感を感じることでしょう。

あおぶさ
あおぶさ
AT車に慣れている人なら話は別かもしれませんが・・
アドベンチャーバイク スイッチボックス DCT

ここまでお話ししてきた通り、リッターアドベンチャーは車体が大きくて重くて足つきも悪いバイクです。

それだけでも一苦労なのに、それに加えて「微細な操作が難しい」「発進・減速時にギクシャクする」があったらどうでしょうか?

自動車学校でMT車に乗ったことがある人(あるいは現在もMT車に乗っている人)なら分かると思いますが、クラッチを使った微細な操作ができないってのは、想像以上に怖いですよ?

アドベンチャーバイク ハンドル DCT

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まとめ

以上、初心者およびリターンライダーにリッターアドベンチャーをおすすめしない理由をまとめました。

リッターアドベンチャーは「車体が大きくて重い」「足つきが悪い」「価格が高い」の要因を併せ持っており、免許取りたての人・以前乗っていたときから大きなブランクがある人・視力や体力が落ちている人におすすめできるバイクでないのは、ここまで読み進めてくれたあなたなら分かっていただけたかと思います。

ホンダ バイク アドベンチャー CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Dual Clutch Transmission パールグレアホワイト トリコロール

雑誌やネットの記事では、リッターアドベンチャーは如何にも乗りやすいバイクであるかのように紹介されています。

ですが、雑誌やネットの記事は基本的に「悪いこと」は書きませんし、それこそ記事に書かれていることを鵜呑みにしていたら「こんなはずでは・・」なんてことになりかねません(雑誌やネットの記事ってそういうものなんですよ。スポンサーの手前上、「悪いこと」は書けませんから)。

憧れでバイクを買うこと自体を否定するわけではありませんが、その前に一度立ち止まって、まずはバイクの基本を身に付けることから始めてみませんか?

一見遠回りのように見えますが、今の自分には扱えないバイクにいきなり乗って挫折して(あるいは事故って)しまうよりははるかにマシですよ?

それでもアドベンチャーバイクに乗りたい場合は?

どうしてもアドベンチャーバイクにこだわるのであれば、まずはミドルアドベンチャーに乗ってみることをおすすめします。

ミドルアドベンチャーもそれなりに車体が大きくて重く、シート高もけっして低くはありません。

ですが、車体の大きさ・重さ・シート高の高さ・価格は「それなり」なので、バイクの基本を学びつつ、アドベンチャーバイクの特徴を知るのに打ってつけです。

リッターにはリッターの良さがあるように、ミドルにもミドルの良さがあります。

いきなりリッターアドベンチャーに乗る前に、まずは基本を身に付けましょう。

BMW アドベンチャーバイク F750GS ライト・ホワイト

他にも、

・ライディングテクニックや整備の本を読む

・無理のない範囲で運動する(体力作りをする)

・オフロード走行もやってみる

といった方法も取り入れつつ、少しずつ上達していきましょう。

それでは、この辺で。

いつの日か、あなたがリッターアドベンチャーだろうとミドルアドベンチャーだろうと関係なく、どんなバイクでも扱えるほど上達していますように。

ホンダ バイク アドベンチャー CRF1000L Africa Twin Adventure Sports Dual Clutch Transmission パールグレアホワイト トリコロール バイクを眺める人

400ccにしろ250ccにしろ、そうした売れスジのモデルを完全否定するわけではない。

各社の主力商品だけあって、サスペンションなどにも手間とお金をかけた良い物が付いている。初心者だからこそ、最先端技術が注がれた最高のバイクに乗ってほしいとも思う。

が、その最高の意味が、サーキットをより速くの方向だけに向いているとしたら、ちょっと問題だ。

とくにそのライディングポジション。強い前傾は、前屈でフル加速するのにはいいけど、公道で初心者が乗るとハンドルにしがみつく形の最悪パターンになりやすい。このポジションは重要である。

そこで、どちらかといえばマイナーなモデルに目を向けてみる。125ccや4サイクル2気筒の250ccといったようなやつだ。そいつで、エンジンパワーをフルに使い切ることを覚える。必ずしもピークパワーだけではなく、下から上まで全域を使うのだ。

適度な重さと大きさの車体も、降りまわすのではなく、体でていねいにコントロールする。

マイナーだけに、そういったバイクはカッコがダサいとか、サスが安物ということもあるのは困りものだけど、キミがうまくなりたいのなら、最初の1台は練習用と割り切るのも一案だ。

(ライディング事始め 129ページより)

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