Sponsored Link
前回、オフロード走行をするにあたって必要なものをまとめました。
正直な話、そんなにガチで走らないのであれば「安いもの(または既存のものの流用)」で何とかなります。
ですが、オフロードブーツは別です。
オフロードブーツだけは(多少値が張ってでも)良いものを使わないとマズいです。
とは言ったものの、中には「そもそもなんでオフロードブーツが要るの?」って人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、オフロード走行をするにあたってオフロードブーツが必須になる理由をまとめました。
・オフロードバイクおよびオフロード走行に興味がある人
・林道やオフロードコースに行こうと思っている人
には特におすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Sponsored Link
オフロードは「滑る・転ぶ」が当たり前の世界
オフロード(未舗装路)は路面の状態が悪いです。
オフロードはオンロード(舗装路)と違い、
・足元が(泥で)ぬかるんでいる
・枝や小石がたくさん落ちている
・段差や穴がある
・足元に植物の蔦が伸びている
・草が生い茂っていて(先の様子が)よく見えない
ということが日常茶飯事です。
オンロードと比較すると、オフロードはもはや「滑る・転ぶ」が当たり前の世界だと言っても過言ではありません。
ただただバイクに跨ってアクセルを開けていれば走れる・・・なんて考えは捨てた方が賢明でしょう。十中八九コケますから。
言い方は悪いですが、オンロードは何も考えずに走っても(大抵の場合は)誤魔化せちゃうんです。
それゆえに、はじめてオフロードを走ったときに「こんなはずでは・・・」と思う人も少なからずいるのではないでしょうか。
何しろ今までは「テキトーに走ってもタイヤが滑らない世界」にいたのですから、それはまあ「タイヤのグリップが当てにならない世界」をはじめて走ったらビックリすることでしょうね。
というわけで、転倒したときの備えが必要になってきます。
足を守るためにブーツを履きましょう。
ブーツを履いていないと、転んだときに足をケガしますからね。
もっとも、オンロードでも同じことが言えますし、「オフロードを走らないから」といって軽装で走ってもいい理由にはなりませんが。
Sponsored Link
オフロード走行は足が汚れる
オフロード走行をしたことがないと「なんであんな長靴みたいなブーツが必要なんだ?」と思うかもしれません。
ですが、オフロード走行をしてみるとその理由がよーく分かります。
汚れるんですよ。メチャクチャ汚れるんですよ、足が。
どれくらい汚れるのかというと、数回しかオフロードを走っていないにもかかわらず「泥に足を突っ込んだのか?」と思うくらい汚れます。
下の写真をご覧ください。このブーツは何回も洗っているのですが、いまだに汚れが落ちていません。
そう考えると、「オフロード走行がどれだけ足を汚すのか」がよく分かるのではないかと思います。
ひょっとしたら、「オンロードのライディングシューズをそのまま使おう」とお考えの人もいるかもしれません。
やめておきましょう。泥だらけになりますから。
面倒くさいと思うかもしれませんが、素直にオフロードブーツを用意しましょう。
もっとも、オンロードのシューズで好き好んでオフロードコースに踏み入る人なんていないと思いますが。
Sponsored Link
足がバイクに挟まれても火傷せずに済む
さきほども言いましたが、オフロード走行は「滑る・転ぶ」が当たり前の世界です。
転倒したバイクと地面の間に足が挟まれた・・なんてことは、珍しくも何ともありません。
ちなみに「転倒したバイク」というのは、ついさっきまで走っていたバイクです。
走っていたということは、エンジンが動いていたということですよね。
もちろん、サイレンサーも排気ガスを出しています。
さて、ここまで言えばもうお分かりですね?
そうです。転んで足がバイクに挟まれたとき、オフロードブーツを履いていないとエンジンまたはサイレンサー(メチャクチャ熱い)が足に接触するおそれがあるんです。
そうですね、イメージとしては「足に焼きごてを押し付けられている」ような感じでしょうか。
いずれにしても、オフロードブーツを履いていないと(バイクに足を挟まれたときに)火傷するということですね。
ですが、オフロードブーツを履いていると損傷を最小限に抑えてくれます。
ひょっとしたら、オフロード走行経験者の中にも「オフロードブーツを履いていたおかげで、火傷せずに済んだ」という人が少なからずいるのではないでしょうか。
さきほど「足をケガしないためにもオフロードブーツを履こう」と言いましたが、オフロードブーツは火傷も防いでくれます。
足をケガや火傷から守るためにも、オフロードブーツを用意しましょう。
Sponsored Link
まとめ
以上、オフロードブーツが必須になる理由を挙げました。
まとめると
・転倒時の損傷(怪我)を最小限に抑える
・足が泥だらけになるのを防ぐ
・転倒時に火傷しないようにする
といった感じになります。
それともう一つ、オフロードブーツを選ぶ際に気を付けなければならないことがあります。
それは「安物のブーツは使ってはいけない」ということです。
安物のブーツは
・スキー靴みたいに硬い(柔軟性がない)
・ずり落ちやすい(酷いものになると転倒時に足から脱げ落ちてしまう)
といった難点があります。
さて、こんなブーツ(スキー靴みたいにカチコチで、脱落しやすいブーツ)は、はたして本当に足を保護してくれるでしょうか?
足を汚れやケガや火傷から守るために履いているのに、肝心なときに足を守ってくれないのでは本末転倒ではありませんか?
安物のブーツに目が行くのは分かります。
ですが、オフロードブーツは足を保護するために履くものです。
お金をケチったはいいものの、自分が怪我をしてしまったのでは本末転倒です。
自分の足を保護するためにも、ブーツは(多少値が張っても)良いものを選びましょう。
良いブーツは値が張りますが、
・柔らかい(柔軟性がある)
・ずり落ちない(転倒しても足から脱げ落ちない)
と、安全性の面では文句なしです。
安全にオフロード走行を楽しみたいのであれば、迷わず良いブーツを選びましょう。
くどいようですが、お金をケチったはいいものの、自分が怪我をしてしまったのでは本末転倒ですからね。
それでは、万全の準備をしてオフロード走行を楽しんできてください。
オンロードとは一味も二味も違った面白さを、ぜひあなた自身で味わってみてくださいね。
それでは、この辺で。
あなたが、林道も酷道もモトクロスコースも、オフロードもオンロードも関係なくバイク生活を楽しめますように。
Sponsored Link