オンロード走行

クソ寒い冬でもバイクに乗るための防寒対策4選

ヤマハ バイク ネイキッド MT-03 ディープパープリッシュブルーメタリックC

Sponsored Link

冬はライダーに厳しい季節です。

春~秋よりも気温が低いうえに、風がメチャクチャ冷たいです。

それゆえに、冬にバイクに乗るための防寒対策が必要になってきます。

こう言うと「そこまでして冬に走りたいの?」と思う人もいるかもしれませんが、やっぱりバイクに乗れない日が続くとイライラするものです。

冬はただでさえバイクで走れる日が少ない(特に、日本海側の地域は)のですから、道路の雪が融けたら走りたくなるんですよね。

冬の国道415号線の様子

そこで今回は、冬にバイクに乗るための防寒対策をまとめました。

・冬でもバイクに乗ろうと思っている人

・バイクの防寒対策が知りたい人

には特におすすめの内容となっています。

ちなみに、今回まとめた対策は「なるべくお金を掛けないように」を方針としています。

特別なものは何も用意する必要はありませんので、安心(?)してお読みくださいませ。

Sponsored Link

インナー

バイクに限らず、定番の防寒対策ですね。

あなたもご存じの通り、冬は気温が低いです。

それゆえに、ジャケットだけではとても寒さを凌げません。

ジャケットやズボンの下に、インナーや股引を着用しましょう。

毛糸の股引

インナーといっても、バイク用にこだわる必要はありません。

ワークマンで売っているような廉価なインナー、または股引でも十分ですので、ジャケットおよびズボンの下に着用しましょう。

あおぶさ
あおぶさ
正直な話、バイク用のインナーは(価格の割には)そこまで暖かくありません。そういう理由からも、ワークマンなどで販売されている廉価なインナーをおすすめしています

ネックウォーマー

インナーと同じく、こちらも定番の防寒対策です。

冬の寒気から首を守るためにも、ネックウォーマーも用意しておきましょう。

冬にバイクに乗っていると、それはもう身を切るほどの寒気にさらされますから。

あおぶさ
あおぶさ
とてもではありませんが、これがないと冬は走れませんよね・・

ネックウォーマーも「バイク用」にこだわる必要はありません。

バイク用のネックウォーマーでもいいのですが、正直な話、「バイク用のモノ」も「そうでないモノ」も大して変わりませんから。

インナー同様、廉価なもので十分ですので、インナーと同時にそろえておきましょう。

Sponsored Link


レインウエア

雨が降ったときに備え、レインウエアも用意しておくといいでしょう。

レインウエアは雨水を防げるだけではなく、風も防ぐことができます。

意外なことに、ヘタなライディングジャケットよりも暖かいので、どうしても寒いときは羽織っておきましょう。

バイク用のレインウェアの上着

ちなみに、登山用のカッパで代用するのはやめた方がいいでしょう。

雨の中でバイクに乗るときに着用すると、隙間から雨水が入ってきますから(つまり、服が濡れるってことです)。

もっとも、登山用のカッパはもともと「バイクに乗ること」を想定していないため、無理からぬことなのかもしれませんが。

あおぶさ
あおぶさ
当たり前の話かもしれませんが、バイク用レインウエアは「バイクに乗ること」を想定しています。手頃な価格のものもありますので、1セット持っておくと良いでしょう

グローブ

グローブこそ特別なものを用意する必要はありません。

ある程度雨水を弾ければ十分ですので、普段使っているツーリンググローブやレーシンググローブをそのまま使いましょう(ただし、メッシュグローブは通気性が良すぎるのでやめておきましょう)。

電熱グローブはコスパが悪い?

電熱グローブとは「バッテリーが内蔵されており、電源ボタンを押すと内部が暖かくなるグローブ」のことで、バイク用品店でも売られています。

ですが、このグローブがおすすめなのかというと甚だ疑問です。

これからその理由をお話しします。

バイク用電熱グローブ イラスト 図解

まず、電熱グローブ自体が高価です。

これだけの機能があるのですから致し方ないのかもしれませんが、それでも数万円もするものを気軽に買うのは難しいですよね。

また、さきほども言ったように、電熱グローブにはバッテリーが内蔵されています。

使う前にバッテリーを充電し、グローブに組み付け、ケーブルに接続する・・という作業を行う必要があるわけです。毎回、走る度に。

そして、肝心の暖かさはというと「これだけのお金と時間を掛けているのに、温度を最大にしてもこの程度かぁ・・」といった具合です。まあ、有体に言うと「大して暖かくない」ってことですね。

コンセント バッテリー 充電器

もちろん、電熱グローブもピンキリなので一概には言えないことは分かります。

ですが、真冬に実際に使ってみた身からすると「これだけのお金と時間を掛けているにもかかわらず、大して暖かくないってのはどうなのよ?」ってのが正直な感想です。

もっとも、電熱グローブはまだまだ発展途上なのかもしれませんし、今後も技術が発展すれば高性能な電熱グローブが出るのかもしれませんが。

あおぶさ
あおぶさ
指先の冷えを解消するのは、それだけ難しいってことなんでしょうね・・
バイク ハンドル レーシンググローブ 指でクラッチレバーを引く様子

正直な話、グローブだけで指先の冷えを解消することは難しいです。

電熱グローブはコスパが悪い。しかし、他のグローブは暖かくならない。

では、どうすればいいのかというと、サイレンサー(消音器)に手を置いて暖めます。

あなたもご存じの通り、走った直後のサイレンサーは高熱を帯びています。

そのサイレンサーに(グローブを着用した状態で)手を置くことで、手とグローブを暖めることができます(※素手で触ってはいけません。火傷しますから)。

バイク サイレンサー レーシンググローブを着用した人がサイレンサーに手を置く様子

グローブを着用した状態で触れば、手とグローブを同時に暖めることができます。

こう言うと「こんなしょーもない方法で暖めているとは・・」と思うかもしれませんが、これならお金も掛かりませんし、確実に手とグローブを暖めることができます。

いちおう「グリップヒーターを付ける」という手もありますが、グリップヒーターを付けるのは部品代や工賃が掛かります。

そのうえ、バッテリー上がりが起こりやすくなるので、一概に「グリップヒーターさえあれば万事解決!」と言えるのかどうかは甚だ疑問です。

そうでなくても冬はバッテリー上がりが起こりやすい季節です。

グリップヒーターを付けるにしても、付けずにそのままにするにしても、こまめにバッテリーを充電・点検しておきましょう。

※もし「冬はバイクに乗らないよ」というのであれば、バッテリーをバイクから外しておくことをおすすめします。バイクに載せたままにしておくよりは長持ちしますし、屋内で充電器に繋ぐこともできますから。

バイクのバッテリーを充電器に繋いでいる様子

Sponsored Link


まとめ

以上、冬にバイクに乗るための防寒対策をまとめてみました。

どうでしょう、そんなに特別なモノはありませんでしたよね?

冒頭でも言いましたが、冬はライダーにとって厳しい季節です。

いくら防寒対策をしたからといっても、無理して走るのは避けるべきです。

バイク カワサキ Z900RS バイクに乗る人が凍えている様子

どの季節でも言えることですが、冬は特に「無理して走り続けない」ことが大事になってきます。

少しでも「疲れた」「指先が冷たくなった」というのであれば、一旦走るのはやめて、道の駅かどこかで休憩しましょう。

疲労が溜まっている、または指がカチコチになっているのに無理して走り続け、その結果事故ってしまったのでは本末転倒ですからね。

あおぶさ
あおぶさ
疲れたら、道の駅でお茶でも飲んで休憩しましょう・・
湯呑に入った緑茶

それでは、この辺で。

無理せず、焦らず、事故らずに、冬でもバイク生活を満喫できますように。

ヤマハ バイク ネイキッド MT-03 ディープパープリッシュブルーメタリックC バイクを眺める人

Sponsored Link