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スズキ GSX-R125(および、S125)のバッテリーはシートの下にあります。
バッテリーを充電するときはシートを外し、バッテリーと充電器を接続しましょう。
って言うと「え?」「それで終わり?」と思う人もいることでしょう。
というわけで今回は、スズキ GSX-R125(および、S125)のバッテリーの充電の方法を書きました。
GSX-R125のバッテリーを充電する方法が分からない人、これから冬を迎える人の参考になれば幸いです。ぜひご一読を。
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用意するもの
用意するものは二つだけです。
どちらもホームセンターやバイク用品店で手に入りますので、もし無いのであればこの機会に用意しておきましょう。
六角レンチ
シートを締結しているボルトを外すのに使います。
ホームセンターやバイク用品店にて数本セットで売られていますので、もし手元に無いのであれば用意しておきましょう。
なお、なるべく長めでかつ先端が球状になっているレンチがおすすめです。
短めでかつ先端が球状になっていないレンチだと、ボルトを外すときに少々面倒ですので。
充電器
バッテリーを充電するのに使います。
今の時代、バッテリー診断機能やサルフェーション溶解機能が付いているものもあります。
もし手元に充電器が無いのであれば、それらの機能が付いている充電器を用意しておきましょう。
※サルフェーション:バッテリー内の極版に電解液が結晶となって付着し、電気がうまく流れなくなる現象のこと。
シートを外す
まず、シートを締結しているボルトを外します。
外からは見えませんが、ボルトはシート後部の下にあります。
シート後部の端を指で持ち上げてみてください。左右にボルトがあることを確認できますから。
シートの後部を指で持ち上げ、六角レンチでボルトを外します。
このとき、長めでかつ先端が球状の六角レンチを使うと(ボルトを)外すのがラクです。
長めでかつ先端が球状だと、シートを指で持ち上げたままでもボルトを緩めやすいですからね。
ボルトが外れたらシートの後部を持ち上げ、後方に引きます。これでシートが外れた状態になります。
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バッテリーを充電する
バッテリーを覆っているゴムシートをめくります。そうするとバッテリーが姿を見せます。
次に、バッテリーを引き出します。
シートと違い、ボルト等で締結されているわけではありませんので、手でバッテリーを掴んで手前に引き出しましょう。
バッテリーを引き出したら、バッテリーの端子と充電器のクリップを接続します。
-(マイナス)の端子には-のクリップを、+(プラス)の端子には+のクリップを接続してください。
充電器によっては逆接(-と+を逆に接続すること)を通知してくれるものもありますが、端子とクリップを接続する前に「どっちが-で、どっちが+か」を確認しておきましょう。
クリップを端子を接続したら、充電器をコンセントに繋ぎます。これで作業終了です。
後はバッテリーの充電が終わるまで放置しておきましょう。おつかれさまでした。
最初の方でも触れましたが、充電器には「バッテリー診断機能」や「サルフェーション溶解機能」といった機能が付いているものが存在します。
それらの機能が付いている充電器があれば、仮にバッテリーに異常があったら教えてくれますし、その情報を基にして「このバッテリーはまだ使えるのか?」を判断することができます。
もし、まだ充電器を持っていないのであれば、これらの機能が付いている充電器を用意しておきましょう。
バッテリーの異常に気付くことができたのであれば、出先でのバッテリー上がりを未然に防ぐことができますからね。
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長期間乗らないならバッテリーを外そう
以上、スズキ GSX-R125(および、S125)のバッテリーの充電方法を書きました。
実際にやってみると分かりますが、特別難しいことは何もしていません。
それこそ実際に1回やってみれば、後は何も(つまり、この記事も)見ずにサクッとできるようになることでしょう。
ちなみに、この記事で書いたのは「バッテリーを外さずに充電する方法」ですが、中には「年に数回程度しか乗らない」「2~3ヶ月以上乗らない(乗れない)ことなんてザラにある」って人もいるのではないかと思います。
もし、長期間乗らない(あるいは、乗れない)のであればバッテリーを外しておくことをおすすめします。
乗っていなかったとしてもバッテリーは自己放電しますし、それこそ何ヶ月も放置していたらバッテリー上がりを起こす可能性もあります。
特に冬はバッテリー上がりやサルフェーションを起こしやすく、バッテリーをそのまま放置していたらエンジンが掛からなくなっていた・・・なんてことになりかねませんからね。
それでは、この辺で。
バッテリー充電後も、あなたがGSX-R125でバイク生活を満喫し続けられますように。
それと、もう一つ。
バッテリーを外し、また取り付けたらメーターの時刻がズレます。
もし、外したバッテリーを取り付けたのであれば
①キーを回して電源を入れる
②セレクトスイッチとアジャストスイッチを約2秒間同時押しする(時刻表示が点滅する)
③セレクトスイッチを押して「時」を調整する
④アジャストスイッチを押して「分」を調整する
⑤セレクトスイッチとアジャストスイッチを約2秒間同時押しする(調整が終了)
の手順で時刻合わせをしてくださいね。
もっとも、手持ちの時計の時刻と大きくズレていれば「・・・あ、そういえばバッテリー外したんだったよね」って気付くと思いますが。
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