バイク選び

5年間オフ車を日常の移動手段にしてみて分かった!オフロードバイクが街乗りに適している理由をまとめてみました

ホンダ オフロードバイク CRF250Rally 2018

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突然ですが、あなたはオフ車(オフロードバイク)に乗ったことがありますか?

オフ車というと「林道を走るバイク」「モトクロスコースを走るバイク」と思っている人が意外と多く、セロー250(ヤマハのオフロードバイク)で街中を移動していると「それってモトクロスでジャンプするバイクでしょ?」って質問されることが何回かあります。

※余談ですが、セロー250でジャンプすると、着地の衝撃を吸収できず、そのままバタン!・・・ってことになるので止めておいた方がいいですよ(笑)

ヤマハの250ccオフロードバイクのセロー250

ですが、オフロードを走るだけがオフ車ではありません。

実は、オフロードバイクは街中の移動手段としても優秀なんです。

かくいう私がオフロードバイク(ヤマハ セロー250)を日常の移動手段として5年間使い続けており、そのことを実感しています。

そこで今回は、オフロードバイクが街乗りに適していると思う理由を書いてみようと思います。

・バイク選びで悩んでいる人

・オフロードバイクに興味がある人

・オンロード(ツーリング・ワインディング)以外のこともやってみたい人

・オンロードもオフロードも楽しみたい人

の参考になれば幸いです。

ぜひ読んでみてくださいね。

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スリムで軽い

まず最初に、オフロードバイクの特徴を挙げてみます。

オフロードバイクはスリムで軽いです。

スリムで軽いことは、街中を移動する際に大きな利点になります。

ヤマハのオフロードバイク セロー250

スリムで軽いバイクは

・細い路地に入ることができる

・すり抜けが容易(もちろん、安全を確認した上で)

・路肩や駐車場(または駐輪場)に停めるのが楽

といったメリットがあります。

厳密にいうと他のバイクでも可能なのですが、重くて大きいバイクだとこれらのハードルが途端に上がります。

さすがに毎日大型で通勤・通学するのはツラいのではないでしょうか。

なんだかんだで、重量200kgを超える大きいバイクを押し引きするのは大変ですからね・・(苦笑)

あおぶさ
あおぶさ
参考までに、スズキ 隼は重量266kg・・・
スズキ メガスポーツバイク 隼 バイクを押し引きする人

日本の道路はバイク・自転車・歩行者に配慮していない

外国のように道が広く、バイク用の駐車場があちこちにあれば大型でも難なく移動できるかもしれません。

ですが、残念なことに日本の道路はそこまで(というか、まったく)バイクに配慮していないのが現状です。

車で道路が渋滞している様子

たしかに、クルマが売れれば経済が潤うのかもしれません。

ですが、だからといって何もかもクルマ最優先にするのはいかがなものかと思うんですよね。

もっとも、交通インフラの整備が進めばクルマに乗る人も減るし、そうなればバイクや自転車や歩行者が道路の隅っこに追いやられることも減るのですが。

日本の地方都市交通では、圧倒的に自動車が優遇されている。

歩道が設置されていない狭い道路にも自動車はかなりのスピードを出したまま進入することが許されている。

歩行者や自転車は路肩のドブ板の上へ追いやられ、道路内では、

「自動車ーバイクー自転車ー歩行者」

といった階層的序列が出来上がり、先を急ぐ自動車に対して強い優先権が与えられている。

そのため、交通弱者として最もしわ寄せを受けることになる「歩行中の高齢者」の事故死者数の多いことが、わが国の大きな特徴になっていることは、すでに述べた通りである。

(交通ドライバー 66ページより)

交通強者と弱者のピラミッド
あおぶさ
あおぶさ
フィンランドは歩道が広く、なんと道路内にバイク専用の駐車場が設けられている。一方、日本ではバイクの駐輪場を探すのも一苦労・・・
ヘルシンキ市内のバイク駐車場

早い話、日本の道路って狭いんですよ。

それ故に、大きくて重いバイクは街中では苦戦を強いられます。

日本の狭い道路、特に街中では「スリムで軽いバイク」の方が快適に移動できます。

そこで有力候補として挙がってくるのが「125ccクラス(原付二種)」または「オフロードバイク」というわけです。

まあ、本当のことを言うと、日本の道路も少しはバイクにも配慮してほしいんですけどね。

もっとも、今さらこんなことを言ったところで遅いのかもしれませんが。

あおぶさ
あおぶさ
日本は原付一種(50cc以下のバイク)に対する理不尽な規制が多い。「30キロ規制」とか「交差点での二段階右折」って、ホントに何の冗談かと・・・
ヤマハ オフロードバイク トレール SEROW250 ホワイト 2010年式 ハンドガード バイクに跨る人 バイクを眺める人

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転倒しても大したダメージにならない

オフロードは未舗装路を走ります。

未舗装路とは、

・土の上

・砂の上

・砂利道

・岩場

・河原

といった道(道と呼べるのかは疑問ですが)のことです。

砂利道

土の上や砂利道と聞くと大体想像できるかもしれませんが、オフロードではタイヤが滑ります。

それ故に、オフロードバイクは転倒することを前提に作られています。

つまり、転倒しても大したダメージにならないし、転倒した直後でも(損傷の程度にもよりますが)何事もなかったかのように動きます。

かくいう私もオフロードコースで何回も転倒していますが、セロー250は今でも元気に動いていますよ(笑)

あおぶさ
あおぶさ
セローは「色んな場面でわざと転ぶテストを徹底して行った」とのことだけど、オフロードに行くたびに「ホントに丈夫なバイクだなぁ」と感心する・・

オンロードバイクでコケたらこの程度では済まない

一方、オンロードバイクは転倒することを前提としていません。

しかも、オンロード(舗装路)は

・そもそも走行スピードが速い

・地面が硬い(アスファルト)

・あちこちにガードレールや縁石がある

・クルマが走っている

といった悪条件が揃っているため、転倒の仕方次第では自走ができなくなる場合もあります。

道路のコーナー

また、SS(スーパースポーツ)やメガスポーツはカウルが付いているため、転倒による被害が大きくなりがちです。

そういう理由もあるので、SSやメガスポーツは安易に初心者にオススメできないんですよね。

すり傷があっても気にしないなら、それに越したことはないのですが・・・。

カウル・・・樹脂で作られた風よけのこと。(樹脂ではなくカーボンで作られたモノも存在する。)

バイクのカウル
あおぶさ
あおぶさ
すり傷ぐらいならまだいいけど、ステップが折れたり、シフトペダルが曲がったり、クランクケースが割れたら走れなくなってしまう。そう考えると、ロードサービスの加入は必須だし、スライダーも付けておいた方がいいよね
あおぶさ
あおぶさ
ちなみに、スズキ 隼(スライダー無し)でコケたらこれだけの被害が出るよ。スライダーを付けるかどうか迷っている人は、一度読んでみて・・・

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「公道 = 安全」は本当か?

こんな話をすると、「俺(私)はオフロード走らないから関係ないよ」と言う人がいます。

たしかにオフロードはお世辞にも安全とはいえませんし、走りたくないんだったら無理に走る必要もありません。

ですが、オンロード(一般公道)がオフロードより安全なのかというと、決してそうではありません。

実は、オンロードもオフロードと大して変わらないんです。

細かい違いはあれど、

・路面の状況が刻一刻と変化する(その日の天候や温度に大きく左右される) 

・何が落ちているか分からない(小石、枝、空き缶、ボルト、砂、etc・・・)

という点では大差ありません。

これらの確認を見誤って転倒したり、あるいは危うく転倒しそうになった人も少なからずいるのではないでしょうか?

あなたはどうでしょうか?

砂でタイヤが滑ったことはありませんか?

タイヤにボルトが刺さったことはありませんか?

タイヤのスリップサインが出ているにもかかわらず、グルービング工法(縦溝)が施されている道を走ってタイヤを滑らせたことはありませんか?

バイクのスリップサインとトレッド グルービング工法 急な左カーブ 道路
あおぶさ
あおぶさ
オフロードコースも大きい石や太い枝がゴロゴロ落ちている。「何かあっても絶対踏まない」ってのはオンロードもオフロードも同じだよね

何も考えずに公道を走っている人が多過ぎる

また、一般公道には(ものすごい数の)クルマが走っています。

「国土面積に対して人口が多過ぎる」「交通インフラが整備されていない」「クルマが売れれば経済が潤う」という要因があるとはいえ、それでもやっぱり車が多いように感じます。

車で道路が渋滞している様子

車を運転している人が「公道で乗り物を運転すること」に対する意識を持っていれば何も問題はありません。

ですが、実際に車を運転している人達を見ると到底そうとは思えません。

・スマホを操作しながら運転している人

・シートベルトをしていない人

・雑誌や新聞を読みながら運転している人

・ウインカーを出さずに曲がっている人

・缶ビール片手に運転している人(通報するよ?)

etc・・・

一つひとつ挙げていたらキリがないのでこの辺にしておきますが、車を安易に運転しているドライバーが本当に多いです。

気づいていないのでしょうね、自分がとんでもないモノを取り扱っていることに。

まるで自宅でくつろいでいるかのようにクルマを運転するのはいかがなものかと思うんですけどね。

そして問題は、その凄い破壊力を持ったモノが、街の中や人の中をたくさん入り乱れて走っているってこと。

大袈裟ではなく、包丁を振り回して走っているのと同じなのです。

(『カスタム虎の穴Ⅱ vol.1』23ページ)

話が逸れましたが、一般公道は決して安全な場所ではありません。

それゆえに、転倒しないなんて誰にも保証できないんです。

もちろん、これは一般公道に限った話ではありません。

ですが、それを踏まえても転倒時のダメージが少ないことは大きなメリットになります。

もっとも、転倒はゼロに越したことはないし、そうならないためにも「二歩先」を見ることが大事なんですけどね。

バイクに乗る人を心配する様子

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汚れても気にならない

もともとオフロードバイクは土の上や砂利道を走るバイクです。

なので、多少の汚れがあっても気になりません。

これもオフロードバイクならではのメリットだと言えますね。

(もっとも、これは人によるので一概には言えませんが。)

林道の道の泥 オフロードバイク タイヤ跡

今でも色んなバイクを見る機会がありますが、オフロードバイクを隅々までピカピカにしている人はほとんどいないです。

私が観察した範囲だと、「汚れたまま」または「足回りに草が付いている」といったバイクが多かったです(笑)

もちろん、中には「えっ、そこまでする必要あるの!?」って思うほどピカピカにしている人もいますが。

あおぶさ
あおぶさ
軍手の指先にカークリームを付けて、スポークを1本1本吹いていたけど・・・

街中の移動手段として使うのであれば、汚れても気にならないバイクの方がいいです。

そういう視点から見ても、オフロードバイクは日常の移動手段(街乗り)に適していると言えます。

仕事や他の用事を済ませて帰宅したあとにバイクを掃除するのは、思いのほかパワーが要りますからね(苦笑)

バイクのエキゾーストパイプをフクピカで拭き掃除する様子

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現行のラインナップはオフロードバイクが少ない

以上、オフロードバイクが街乗りに適している理由を書いてみました。

私もオフロードバイク(セロー250)で街中を移動しているんですが、これがまた便利なんですよ。

・細い道でも入れる

・路肩や駐輪場に停めるときも苦労しない

・そこまで頻繁に掃除しなくてもいい(汚れが気にならない)

というのは、オフロードバイクならではのメリットと言えるでしょう。

特に、掃除にそこまで労力を掛けなくてもいい(汚れが気にならない)というのはありがたいですね。

もちろん、

・タイヤのスリップサインが出ていないか確認する(出ていたら交換)

・1,000キロ走ったらチェーンの清掃と注油を行う

・雨に濡れたらフロントフォークとディスクローターだけでも吹いておく

といった最低限の整備は必要ですけどね。

あおぶさ
あおぶさ
 ウエスでサクッと拭くだけでいいので、フロントフォークとディスクローターの水分は除去しておこう。そのままにしておくと錆びちゃうから・・
バイク ディスクローター ウエス 拭き掃除

残念なことに、オフロードバイクはスクーターのように収納スペースはありません。

ですが、リアキャリアを装着すれば荷物も積めます。

オフロードバイクを日常の移動手段にするならリアキャリアは必須です。

他のパーツは後からでもいいので、まずはリアキャリアだけでも付けておいてくださいね。

ですが、現行のラインナップはオフロードバイクが非常に少ないです。

各メーカーのオフロードバイクが生産終了になってしまいましたからね。

あおぶさ
あおぶさ
カワサキ KLX250やヤマハ WR250Rも2017年に生産終了・・・
オフロードバイク ホンダ CRF250RALLY レッド ヤマハ セロー250 ホワイト スマホを眺める人

ですが、現行のラインナップにある車種で満足できないという人もいるかもしれません。

そういう場合は中古車を探してみましょう。

ひょっとしたら、(KLX250やWR250Rといった)現行のラインナップにないバイクが見つかるかもしれません。

ただ、生産終了になったバイクは価格が高騰しているため、なかなか手を出しづらいんですけどね。

あおぶさ
あおぶさ
ヤマハ WR250Rは、なんと中古価格が80万円超え・・・

また、中古車を買う際は車輌の状態をよーく観察してください。

残念なことに、250ユーザーの中には「250は車検がない = 整備しなくてもいい」と勘違いしている人がいますからね(そういう事情からか、250の中古車は整備不良のモノがホントに多いです)。

それではこの辺で。

オンロード・オフロード問わず、立ちゴケ・走りゴケには十分お気をつけて。

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