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オフロードバイクは未舗装路(アスファルトで舗装されていない道)を走るのに適しているバイクです。
ところが、オフロードバイクは買った直後でも林道やオフロードコースを快適に走れるのかというと、残念なことにそうではありません。
※ここでいう「オフロードバイク」とは、トレール(公道を走れるオフ車)のことを指します。
絶対に転ばない、または絶対にケガしないと断言できる人なら話は別です。
ですが、「滑る・転ぶ」が当たり前のオフロードでそれらを実現できる人はまずいないでしょう。
いつ滑ったり転んだりするか分からない以上、パーツを付けておくことで「転んだときのダメージ」を最小限に抑える必要があります。
そこで今回は、「最低限これだけは付けておかないとマズいでしょ・・」というオフロードバイク用のパーツをピックアップしてみました。
・オフロードバイクに興味がある
・オフロード走行に興味がある
・でも、どんなパーツが必要なのか分からない
という人には特におすすめの内容となっています。ぜひ読んでみてください。
オフロード走行は「滑る・転ぶ」が当たり前の世界です。
最初からパーツが付いているならまだしも、そうでないなら「自分を守るため」の備えをしておかないと危ないですからね。
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ハンドガード
オフロードバイクに乗る、いや、オフロード走行をするならハンドガードは必須です。
ハンドガードが無いと、手をケガしますし、レバーが曲がったり折れたりします。
さきほども言いましたが、オフロードは「滑る・転ぶ」が当たり前の世界です。
それゆえに、バイクが倒れることは珍しくもなんともありません。
特に慣れていないうちは何度も転びますし、自分が転ばなくても(転倒した)他の人の巻き添えを喰らうなんて日常茶飯事です。
・自分の手を守る
・レバーが曲がったり折れないようにする
これらを実現させるためにも、ハンドガードは絶対に付けておいてくださいね。
ハンドガードを付けていなかったばかりに、「手をケガした・・」「レバーが曲がった・・」と後悔しても、もう遅いですから。
リアキャリア
意外に思うかもしれませんが、オフロード走行は持参物が多いです。
水筒、タオル、工具、もしものときのエンジンスターター・・といった具合に、意外と「持っていくモノ」が多いです。
「自走しない(公道を走らない)」「絶対にバッテリー上がりは起こらないと断言できる」というのなら話は別ですが、そうでないならミラーを外したり付けたりする必要がありますし、バッテリー上がりを起こしたときにエンジンスターターがないと途方に暮れるしかありませんからね。
ところが、オフロードバイクはこれらのモノを収納できるスペースがありません。
これだけのモノをリュックに入れて担ぐわけにもいきません(リュックを担いだままバイクに乗っていると肩が痛くなります)し、モノを担いでオフロード走行をするのは危ないのでおすすめできません。
よって、モノを積載するためのリアキャリアが必要になるわけですね。
もちろん、トランポ(バイクを運ぶためのクルマ)があるなら話は別です。
荷物があっても、クルマの中に置いておけばいいんですから。
ですが、トランポが無いなら自走するしかありませんし、林道や山の中に走りに行くならなおさらのことリアキャリアが必要になってきます。
水筒やタオルや工具やエンジンスターターを入れたリュック(重い)を担ぎながら走れる人って、そうそういないでしょうから。
また、リアキャリアがあると(バイクを)押し引きするときに手で掴むことができます。
手で掴むことができる箇所があるのとないのでは、押し引き(あるいは、引き起こし)のしやすさが全然違います。
よほどの理由がない限り、リアキャリアは付けておくべきでしょう。
「荷物を載せることができる、掴める箇所がある」と「荷物を載せることができない、掴める箇所がない」では、話が大きく違いますから。
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ステップラバー
ひょっとしたらあなたもお気づきかもしれませんが、オフ車のステップはギザギザです。
オフロードブーツの底についた泥や土を落とすために、オフロードバイクのステップは鋭い突起が付いています。
それゆえに、オフロードブーツ以外の靴でそのまま乗ると、靴底がボロボロになります。
さきほども少し触れましたが、オフロードバイクで一般公道を走ることもあります。
オフ車に乗っていたらいつの間にか靴がボロボロに・・なんてことにならないためにも、ステップラバーを取り付けておきましょう。
ステップラバーは、レンチさえあれば簡単に取り外しできます。
なので、
・普段はステップラバーを付けたままにしておく
・オフロード走行をするときはステップラバーを外す
といった感じで使い分ければ、街乗りをしても靴は傷みませんし、オフロード走行もできます。
オフ車に乗ってたら靴底がボロボロになってた・・なんてことにならないためにも、ステップラバーを取り付けておきましょう。
シフトカバー
当たり前の話かもしれませんが、バイク(MT車)は自分でギアを変えながら走ります。
オフロードバイクも例外ではなく(というか、MT車しかありませんが)、走るたびにギアを変えますし、そのためにシフトペダルを操作する必要があります。
あなたもご存じの通り、何回も何回もシフトペダルを操作していると靴が傷んできます。
ですが、シフトペダルを付けておけばダメージを軽減することができます。
もちろんダメージはゼロにはなりませんが、それでも何も付けていないよりはマシです。
特に、
・トランポを持ってない人
・オフロードバイクを日常の移動手段にしている人
にとっては必須のものになります。
早い話、「バイクだけではなく、靴も大事にしましょう」ってことです。
もっとも、これはオフロードバイクに限った話ではないのかもしれませんが。
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ライフスタイルに合わせたカスタムを
以上、オフロードバイク(トレール)に最低限付けておきたいパーツをピックアップしました。
オフロードバイクは「オフロード走行をするバイク」というイメージを抱く人が多いですが、実は意外と何でもできる万能バイクです。
それゆえに、「オフロード走行 + α(アルファ)」という形でオフロードバイクに乗っている人も多いですし、カスタムの仕方も多種多様です。
さきほど紹介したリアキャリアがあればモノを載せることができます。
ですが、それだけでは物足りずにトップケースを取り付けている人もいます。
また、エンジンガードを取り付けている人もいれば、中にはドリンクホルダー(?)を付けている人もいるわけです。
闇雲にパーツを付けたり換えたりすることを推奨するわけではありませんが、「自分の思い描く生活を実現させるにはどうすればいいのか?」を考えれば、「どんなパーツが必要なのか?」や「そもそもカスタム自体が必要なのか?」が見えてきます。
まずは今まで挙げてきたパーツを付けて、色んな場所を走ってみましょう。
そうすれば、どんなパーツが必要なのか(あるいは、カスタム自体が必要なのかどうか)が自ずと見えてきますから。
それでは、この辺で。
あなたが「自分が思い描く生活」を実現させ、いつまでもずーっとバイク生活を満喫していますように。
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