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秋はバイクに優しい季節です。
真夏は暑くて人にもエンジンにも厳しすぎるし、真冬は路面温度が低すぎるし、そもそも雪が降っていたらタイヤが滑って走れません。
そういう障害がない秋こそ、バイクで走るには打ってつけの季節といえるでしょう。
ということで、秋にツーリングを計画している人もいるのではないかと思います。
ですが、秋にも秋ならではの障害、というか危険なモノが存在し、これらの存在を忘れているとツーリング先でとんでもない目に遭うかもしれません。
そこで今回は、秋のバイクにとって危険なモノをまとめてみました。
・秋にツーリングに行こうと思っている人
・そもそも秋にバイクに乗ること自体がはじめての人
の参考になれば幸いです。
秋に限った話ではありませんが、「道に落ちているモノは絶対踏むな」ってことです。
そのためには、常に「二歩先」を見る必要があるわけですね。
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濡れた落ち葉
秋になると、道路に葉っぱがたくさん落ちています。
当然のことながら、秋でも雨は降ります。
ということは、道路に「濡れた落ち葉」があっても何の不思議もないわけですね。
濡れた落ち葉は滑ります。
濡れた落ち葉とタイヤが接触しようものなら、それはもう盛大にコケます。
山道を走るときだけでなく、街中を走るときも要注意です。なぜなら、街中にも樹木(街路樹)がありますからね。
もっとも、好き好んで落ち葉を踏む人なんていないと思いますが。
木の枝
道路に落ちているのは落ち葉だけではありません。
木の枝もフツーに落ちていますので、見つけたら迷わず回避してください。
え、枝なんか踏み越えればいいですって?ホントですか?
うーん、そうですね。それでしたら、オフロードコースや河原に行き、地面に枝がたくさん落ちている場所を走ってみてはいかがでしょうか。
踏んだらタイヤが盛大に滑るので、個人的にはあまりおすすめしないのですが、まあ、それはそれでいい経験になるかもしれませんね・・。
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栗
秋になると木の実が生い茂り、中には道路に落ちてくるモノもあるでしょう。
その中でも特に大きいのが「栗」です。
他の木の実が豆粒ほどなのに対し、栗は小さなボールくらいの大きさがあります(松ぼっくりも大きいですけどね)。
栗も迷わず避けてください。コケますから。
もっとも、道に栗がゴロゴロしているのに突っ込む人がいたとしたら、それこそ「何やってんだ、この人は!?」って話ですよね。というか、知り合いにいたのですが(苦笑)
苔(こけ)
道路にあるのは「落下物」だけではありません。
当然(?)のことながら、生えてくるモノもあるわけです。
もうお分かりですね。そうです、苔(こけ)です。
ほら、山道を走っていると(地面に)緑色のモノが見えることがありますよね。あれです。
実際に足で踏んでみると分かるのですが、(雨水で)濡れた苔も滑ります。
これも避けましょう。滑りますから。
とはいえ、木の枝や落ち葉と比べると発見しづらいので、濡れている場所は意図的に避けて走る方がいいかもしれません(苔はよく濡れている場所に生えます)。
いくら「ウェットグリップが優れているタイヤ」を履いていたとしても滑るときは滑るし、「水たまりかと思ったら、実はオイルだった・・」なんてことも十分有り得るわけですから。
※もし自分が道路にオイルをたれ流してしまった場合、できるだけ早く後処理を行ってください。まず、警察や道路公団に連絡して、状況を伝えましょう(自分が踏む立場になったら、と考えてみてください。けっして写真を撮ったり、SNSに投稿している場合ではありません。)
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まとめ
以上、バイクをコケさせる秋の危険物(?)をまとめてみました。
要約すると、「道路に落ちているモノは迷わず避けろ」ってことです。
「空き缶」や「砂」や「小石」などもそうなのですが、これらは秋でなくても落ちているので除外しました。まあ、こんなモノを好き好んで踏む人なんてまずいませんよね。
他にもグルービング工法(縦溝)が施された道路もタイヤが滑るのですが、こればっかりはスピードを落として走るしかありません。
こうして見てみると、公道が危ない場所だってことがよーく分かりますし、「秋は秋で、やっぱり危険なモノがある」ってことも分かりますね(苦笑)
落ち葉や苔だけではありません。クルマにも注意を払う必要があります。
クルマを警戒するのはいつものことですが、特に秋はクルマで出かける人が増えます。
中には、見通しの悪い場所にクルマを停めたまま、山菜を採ったり写真を撮っている人もいるため、常に「この道の先には何があるのか?」を意識する必要があります。
山菜を採ったり写真を撮るのはいいのですが、他のクルマやバイクのことを考えないのはいかがなものかと思いますし、何より危ないのでやめてほしいんですけどね。
というわけではありませんが、常に「二歩先」を見て走りましょう。
「この先には何もないだろう」と思って走った結果、コケたり事故ったりしたのでは本末転倒ですからね。
事故はすべてを台無しにします。
秋ツーリングを楽しみたい気持ちはよーく分かりますが、それだけは常に忘れないでくださいね。
それでは、あなたとバイクが無傷で帰還できることを祈って。
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