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バイクには色んな種類のモノがあります。
選択肢があるというのは良いことです。
ですが、選択肢が多いゆえに、かえってバイク選びが難航し、いつまでたっても「乗りたいバイクが決まらない・・・」という人もいるのではないかと思います。
そこで今回は、バイク選びの迷宮から脱出するためのヒントを書いてみました。
・どんなバイクがあるのか分からない
・どんな場所にバイクがあるのか分からない
・そもそも誰に聞けばいいのか分からない
という人には、特におすすめです。
あなたがバイク選びの迷宮から抜け出すための参考になれば幸いです。
ぜひ読んでみてくださいね。
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雑誌やネットの情報は信用できない?
さて、「バイク選び」の方法として真っ先に思い浮かぶのは「バイク雑誌を読む」「ネットの情報を見る」ではないかと思います。
たしかに、この方法でも大体のことは分かります。
ですが、それだけでは「あなたが本当に求めている情報」が手に入るとは限りません。
基本的に、バイク雑誌やネットの記事は「良いこと」しか書いてありません。
いちおう、「悪いこと」も書かれているのですが、控えめな書き方がされているため、読者としてはいまいちデメリットが分かりづらいです。
もっとも、スポンサーの手前上は「悪いこと」が書けないので、仕方ないといえば仕方ないのですが。
もちろん、そのバイクの長所も「知りたいこと」の一つではあります。
ですが、それと同時に短所も知りたいと思うのが自然ではありませんか?
たとえば、
・燃費
・足つき
・重量
・曲がりやすさ
・各部の作り込み
・カラー
・価格
etc・・・
といったように、人によって「最優先するモノ」「気になるモノ」は違います。
「走りさえよければ、他はどうでもいいよ」って人もいれば、「高価格なのに、メーターやカウルが安っぽいのは如何なものかと・・」って人もいるでしょう。
バイクの種類が豊富なように、人の価値観も多種多様です。
「速いからいいんだ!」とか「軽いからいいんだ!」といった単純(?)な要因だけで解決するのかといえば、けっしてそうとは限らないということですね。
いくら長所が多数あるバイクだったとしても、たった一つの短所があることで(その人にとって)一気に扱いづらいバイクになる・・なんてことはザラにあります。
バイクに乗る上で一番大事なのは「あなたがその短所と付き合っていけるかどうか」です。
そう考えると、短所を包み隠さず教えてくれる人から聞いた方がいいですよね。
というわけで、バイク雑誌やネットでの情報収集は「へー、そんなのがあるのねー」程度にしておいて、あなた自身の足で情報を集めましょう。
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他人のレビューは信用できない?
バイク雑誌やネットの記事もそうですが、他人のレビューも鵜呑みにしてはいけません。
当たり前の話ですが、レビューというのは「書いた人(体験した人)」が存在します。
ということは、その人が書いたレビューというものは、あなたではなく「その人の視点」から語られているものです。
こう言うとピンと来ないかもしれませんので、例を出してみましょう。
たとえば、仮に「Aさん」と「Bさん」という人がいたとしましょう。
Aさんは、メガスポーツやリッタークラスのツアラーを乗り継いでいる人だとします。
Bさんは、原付二種や250ccクラスを乗り継いでいる人だとします。
さて、この二人が「車重243(kg)のミドルツアラー」に試乗したとき、はたしてどのような感想を抱くでしょうか?
Aさんは、このバイクを「軽くてコンパクトなうえに、ポジションもラクだし、加速も穏やかで、しかも曲がりやすい!」と評価するでしょう。
その一方でBさんは、このバイクを「デカくてクソ重たいし、ポジションもキツいし、しかもメチャクチャ速くて怖い!」と評価するかもしれません。
このように、同じバイクに乗ったとしても、Aさんのように「クソ重たいバイクに乗っている人」と、Bさんのように「メチャクチャ軽いバイクに乗っている人」では、「見えているモノ」がまったく違うはずです。
ようするに、他人の言っていることは鵜呑みにしちゃダメだってことですね(笑)
まあ、これは極端な例かもしれませんが、色んな人が書いたレビューを読んでみると、似たような事例をよく見かけます。
一言で言うと、レビューとは「(書いた人の)バイアスが掛かっている情報」だということです。
というわけで、あくまでレビューは「そういうモノ」だと割り切り、あなた自身の足で情報を集めましょう。
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バイク屋さんに行ってみる
バイクに関する情報が知りたかったら、実物を見るのが一番です。
実物のバイクが見たかったら、まずはバイク屋さんに行ってみましょう。
当たり前の話かもしれませんが、バイク屋さんにはバイクがたくさん置いてあります。
市販されているバイクが全て揃っているわけではありませんが、実物のバイクを見ることができます。
こう言うと、「バイク雑誌やネットにも写真あるじゃん」って声が聞こえてきそうですね。
ですが、実物が(バイク雑誌やネット記事の)写真のイメージとかけ離れていた・・なんてことはよくある話です。
後からになって「こんなはずでは・・・」と後悔しないためにも、あなた自身の目で確認しましょう。
もっとも、これはバイクに限った話ではないのですが。
また、バイク屋さんからはバイクに関する話を伺うことができます。
バイクの特徴、大まかな見積額はもちろんのこと、「正直な感想」も教えてくれます。
この「正直な感想」こそが大事なんです。なぜなら、バイク雑誌やネットの記事では書かれない(スポンサーの手前上、書けない)ことなんですから(笑)
雑誌やネットで情報を集めるのもいいのですが、それ以上に「生の声」を聞くことは大事です。
さきほども言いましたが、雑誌やネットの記事は、良くも悪くも「そういうモノ」ですからね。
また、場合によってはイベント(展示会、試乗会)の情報を教えてくれることがあります。
イベントと一言でいっても
・メーカーが主催している大規模なもの
・地元で開催される小規模なもの
と様々なものがあります。
こういった情報は知っていて損はありません。
まずは、最寄りのバイク屋さんに行ってみてはいかがでしょうか。
気に入るバイクが無かったとしても、有益な情報が手に入るかもしれませんよ?
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バイクの展示会・試乗会に行ってみる
毎年、全国各地ではバイク関連のイベントが催されています。
イベントでは色んなバイクが展示されているので、実物を間近で見比べたり跨ることができます。
公式サイト:大阪モーターサイクルショー
公式サイト:東京モーターサイクルショー
実物を間近で見ることで「自分の直感に基づいた判断」ができます。
この時点で少しでも違和感を感じたら、そのバイクを買うのはやめておきましょう。
おそらく、買った後に後悔します。直観は侮れません。
また、イベントによっては試乗会が催されていることがあります。
試乗会には積極的に参加しましょう。
・地面に足が着くか?
・ハンドルに手が届くか?
・乗車姿勢はキツくないか?
・運転しやすいか?(または、運転していて面白いか?)
etc・・・
を確認する絶好のチャンスです。
実際にバイクに跨って走ることで、「あなたの視点」からバイクを観察してみましょう。
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試乗会を楽しむのはいい、が
ただし、試乗会に参加するにあたって、注意することがあります。
試乗会で乗れるバイク、いわゆる「試乗車」は主催者が用意してくれたバイクです。
それゆえに、主催者側が提示したルールに従い、あくまで「他人のバイクを借りて、特別に乗せてもらっている」ってことを忘れてはいけないわけです。
まあ、当たり前の話ですよね。
ところが、「自分さえよければいいんだ!」と言わんばかりに、試乗車で蛇行運転をしたり、隊列を無視して走ったり、やたらと空ふかしをしている人が、残念なことに存在します。
さきほども言いましたが、試乗車はあくまで「他人のバイク(借り物)」です。
それにもかかわらず、試乗会のルールを無視した挙句、試乗車を乱暴に扱う(で、案の定、スタッフに注意されている)のは如何なものかと思うんです。
ましてや、それをやっているのが「バイクの免許を取得できる年齢」の人なのですから、ホントに呆れかえってしまうんですよね。
もっとも、あなたは(おそらく)そんなことはしないでしょうから心配はしていません。
ですが、仮にそういう人たちを見たら「ああ、周りに諫めてくれる人がいなかったんだなぁ、かわいそうに・・」と思いながらも、あなた自身はそんなことしないでくださいね。
もっとも、いい歳、少なくともバイクの免許取れる年齢であるにもかかわらず、そんなこと(試乗会のルール含む)も分からないって、相当ヤバいような気がしますが。
「オタクにとっての【居場所】なんて、しょせん自信を持てば持つほど、どうしようもなく自動的にエラソーでキモチワルくなり、世間とのミゾは深まるばかりだ」とか?
ほんとうに、そうでしょうか?
あなたは自分がキモチワルがられてることを、自分がオタクであることのせいにしていませんか?
僕は「オタクは必ずしもキモチワルくない」と考えます。あなたは「オタクだからモテない」んじゃなくて、あなたは「もともとモテない男、つまり【自分がコミュニケーションしたい相手と同じ土俵に乗れない男】であり、その現実から逃避するためにオタクになった(なにかにハマった)」のではないですか?
オタクでありつつキモチワルくない男、オタクでありつつモテている(気に入った相手と同じ土俵に乗れる)男は、いっぱいいます。
オタク男にも、モテる男とモテない男がいて、ふつうの男にもモテる男とモテない男がいる。考えてみればあたりまえのことなのですが、だとしたらオタクであってもモテてないあなたのほうが、ハマれるものを持ってなくて居場所がなくて自分というものがしっかりしてない「ふつうの」モテていない男よりも、モテやすいはずなのです。
オタクなのにモテてない人というのは、オタクであるなしに関係なくキモチワルい。バカまたは臆病だからモテにくいんです。
言いかえれば【ちゃんとしたオタクじゃない】つまり「オタクっぷりが【まっとうな自信】と【謙虚さ】に結びついていない」からモテない。
(すべてはモテるためである 90~92ページより)
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まとめ
以上、バイク選びのヒントを書いてみました。
結局のところ、バイクは実物を見ないと何も分からないし、実際に運転してみないと自分に合うかどうか分からないんです。
他人から聞いた印象だけでは、漠然としたイメージしか掴めません。
他の人が絶賛しているバイクでもそれがあなたにも当て嵌まるとは限りません。また、逆のパターンだって十分あり得ます。
ひょっとしたら、「乗っている人が少ないニッチなバイク」こそが、自分に合っているバイクなのかもしれませんよ?
もし、あなたがバイク選びで迷っているのであれば
①自分の足で現地に行く
②自分の目で確認する
③自分の感覚で判断する
が一番確実で手っ取り早いです。
あなたが乗るバイクなんですから、あなた自身で考えて決めましょう。
決定権を持っているのは、他の誰でもないあなたです。
他人に勧められてただただ買ったバイクに、はたしてあなたは乗り続けることができるでしょうか?
もちろん、初心者をはじめとする「経験の浅い人」が乗るには危ないバイクもあるので、一概には言えませんが。
自分の乗りたいバイクって、そんな簡単に決まるものではありません。
色んなことを調べる必要がありますし、思いのほか時間が掛かるかもしれません。
ですが、そうやって買ったバイクはいつまでも大切にするし、何よりバイクのある暮らしを楽しみ続けることができます。
せっかくバイクに乗るのですから、できるだけ楽しく乗りたいですよね。
それに、バイク選びにはバイク選びなりの楽しさがあります。
何にでも言えることかもしれませんが、楽しんで取り組めるならそれに越したことはありませんからね。
それでは、あなたが「真に欲している」バイクに出会えることを祈って。
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