セロー250

【レビュー】セロー250に5年間乗った感想

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時の流れというものは早いもので、私がヤマハのオフロードバイク「セロー250」を購入してから5年が経ちました。

セロー250は、2017年に生産が終了したかと思いきや、2018年にマイナーチェンジを施されて復活したバイクということで記憶に新しいバイクなのではないかと思います。

(自動車排出ガス規制の強化により生産終了となった後、新規制に対応した新型として発売されました。)

オフロード走行前のヤマハのオフロードバイクのセロー250

そこで記念というわけではありませんが、私がセロー250を5年間乗り続けた感想を書いてみようと思います。

結論から言うと、セロー250はオフロードバイクの入門車というだけではなく、舗装路だろうと土の上だろうと走れるオールラウンダーです。

・ これからバイクに乗ろうとしている人

・ バイク選びで迷っている人

・ オフロードに興味がある人

・ オフロードだけではなくオンロードも楽しみたい人

・ ツーリングだけではなく日常の足としても使えるバイクを探している人

には、特に参考になるのではないかと思います。

ぜひ読んでみてくださいね。

あおぶさ
あおぶさ
以前はセローがもてはやされる理由が分からなかったけど、実際に乗ってあちこち走ることでその良さが分かったという。
というか、このバイクを悪く評価する人を見たことがない。
セローに限った話じゃないけど、やっぱりロングセラーモデルには売れるなりの理由があるんだよねぇ・・・

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スリムで軽く、足つきも良い

まず、セロー250を押し引きして思うのはスリムで軽いことです。

もっとも、これはオフロードバイク(オフ車)全般に言えることなのかもしれませんが、少なくともオンロードバイクに乗った後に押し引きすると「軽っ!!」と思うこと間違いないでしょう。

(ちなみに、セロー250の重量は133kgです。)

ヤマハのセロー250
あおぶさ
あおぶさ
250ccクラスのオンロードバイクも軽いと言われるものが多いけど、それでも近年発売されたバイクに重量133kgのものはさすがにないね・・・

スリムで軽いという特徴は、オフロード走行(土・泥の道)ではもちろんのこと、オンロード走行(アスファルトの道)でも大きなアドバンテージを得られます。

林の奥へと続く道

スリムで軽いバイクは

・ 押し引きが楽

・ 駐輪場に停めるのが楽

・ 車が入れないような細い道でも入れる

といったことができるので、街中でも移動手段としても大活躍します。

また、セロー250はオフ車にしてはシート高が低いため、足つきも良好です。

シート高・・バイクのシートから地面までの距離のこと

これにより、オフ車にありがちな「地面に足が着かないかも・・・」といった不安も、他のオフ車に比べると少ないように感じます。

そのおかげか、他のオフ車と比べると乗っている人が多いです。

ヤマハ オフロードバイク トレール SEROW250 ホワイト 2010年式 ハンドガード バイクに跨る人 バイクを眺める人
あおぶさ
あおぶさ
ホントにあちこちでセロー250に乗っている人に遭遇するんだよね。
そういえば、北海道に行ったときも何台か見かけたような・・・

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加速が穏やか、トルクが太い

セロー250は加速が穏やかです。

故に、アクセルを開けるたびに恐怖を感じることはないはずです。

(よっぽど乱暴にアクセルを開ければ話は別かもしれませんが、そういう人はどのバイクに乗っても危ない目に遭いそうですね。)

また、トルクが太いのも特徴です。

これにより、坂道を難なく上がることができます。

・ 加速が穏やか

・ トルクが太い(坂道でも難なく上がれる)

これらの特徴を兼ね備えているため、オフロードで凸凹の道を走るときはもちろんのこと、山の中にあるような坂道が多い道も難なく走れます。

オフ車というと「泥や土の道を走るバイク = 舗装路(アスファルトの道)を走らないバイク」と思われがちですが、実はオン・オフ問わず走れるバイクなんです。

漁港付近の広場に停まっているヤマハのオフロードバイクのセロー250

そのせいか、セロー250に乗っているけど「オフロード走行?1回もしたことないよ」という人と遭遇することが多々あります(笑)

あおぶさ
あおぶさ
オフ車に乗っているからって無理にオフロード走行をする必要はないからね。そういう事情を汲み取ったのか、ヤマハはセロー250にアクセサリーを追加した「ツーリングセロー」も販売しているよ

工夫しだいでは雪道も走れる?

セロー250は乗りやすくてかつ色んな道を走れるバイクです。

土や泥の道も走れるし、アスファルトの上も走れます。

では、雪の上は走れるのでしょうか?

雪が積もった河川敷

実は私、セロー250で雪の上を走ってみたことがあります。

雪の上を走るといっても「タイヤにチェーンを巻く」「スノータイヤを履く」といった特別な装備をしたわけではなく、普段通り(つまり何もしていない)の状態で走ってみました。

ヤマハのオフロードバイクのセロー250が雪の上に停まっている様子

ちなみに、走った場所は河川敷の広場です。

(当たり前の話ですが、こんなことは冬の公道ではやってはいけません。)

ヤマハのオフロードバイクのセロー250が雪の積もった河川敷に停まっている様子

さて、それで走れたのかというと、一応走ることはできました。

ただ、タイヤが滑るため、まともに走ることはできません。

走るというよりも、滑りながら移動しているといった感じです。

もちろん、両足は常に地面(というか雪)に着いたままです(笑)

雪道を走った後のオフロードバイクのタイヤ

走っている(滑りながら移動している)ときは

・ 常に半クラッチ

・ 常に足が地面(というか雪)に着いている

という状態で、常にフラフラしながら進んでいました。

あなたのように良識のある人なら「なんてムチャなことを・・・」と思うかもしれませんね。

その通り、いくら河川敷とはいえ、雪の上を走るなんてムチャですよね。

ですが、セロー250のように

・ スリム

・ 軽い

・ 足つきが良い

・ 加速が穏やか

を兼ね備えたバイクならこんなムチャなことに挑戦できちゃうんです。

また、セロー250はオフロードバイクという性質上、転倒することを前提に作られています。

故に、ちょっとやそっと転倒したくらいでは壊れません。

(かくいう私もオフロードコースで何回も何回も転倒していますが、それでも何事も無かったかのように動きます。)

あおぶさ
あおぶさ
セローは開発の時点で「色んな場面でわざと転ぶテストを徹底して行った」といわれているけど、オフロードコースで転倒するたびに「ホントに丈夫なバイクだなぁ・・」と感心している私がいます(笑)

Wikipedia:ヤマハ・セロー

ただ、それでも雪の上を走るのはおすすめできません。

いくら(セロー250が)そんなことができるからといっても、危ないことには変わりありませんから。

雪の上をオフロードバイクで通った跡

(これまでの話をよく理解した上で)どうしても雪の上を走るのであれば

・ 人や車がいない場所を走る(間違っても一般公道を走らないこと)

・ 雪(または雨)が降っていない日に走る(遭難するおそれあり)

・ 最低でも二人で行く(絶対に一人で行かない

・ プロテクターを装着する(当たり前)

を徹底してくださいね。

もっとも、あなたはそんなムチャなことしないと思いますが。

あおぶさ
あおぶさ
オフロードは「滑る」「転ぶ」が当たり前の世界。雪上に限らず、オフロード走行をするときは万全の準備をしよう

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ぶっ続けで走るには向かないかも・・・?

さて、ここまでセロー250の特徴を挙げてみました。

ここまで聞くと何も短所がないようなバイクだと思うかもしれませんが、そんなセロー250でも短所が存在します。

セロー250は単気筒エンジンを載せたバイクです。

故に、(2~4気筒エンジンのバイクと比べると)振動が大きいです。

単気筒エンジン・・シリンダーが1本のエンジンのこと。2~4気筒エンジンより燃費が良い反面、振動が大きい。

振動が大きいとどんな不都合が生じるかというと、ぶっ続けで乗っていると手とお尻がしびれます。

私の場合、数十分~1時間ていどなら気にならないのですが、これが2時間を越えると次第に手がビリビリとしびれてきます。

(もちろん、個人差があるかもしれませんが。)

街中を移動したり、そんなに離れていない場所に行くていどなら気になりませんが、何時間もぶっ続けで走る(例えば、遠距離に走りに行くなど)のには向いているとは言えません。

すごくつらいですよ、手やお尻がしびれた状態でバイクに乗り続けるのは。

あおぶさ
あおぶさ
私もごくまれにセロー250で遠くに行くことがあるけど、こういうときは「やっぱり単気筒で遠距離はキツいなぁ・・・」と思う。
ぶっ続けで走ると手の感覚がなくなるし、そのうちシートにお尻を乗せるのもつらくなるという・・・

とはいえ、つらいのはあくまでノンストップで何時間もぶっ続けで走り続ける場合です。

早い話、ノンストップで走らずに適度に休憩を挟めば何とでもなります。

また、これはセロー250に限った話ではなく、単気筒エンジンを載せたバイク全般に言えることです。

バイクの空冷エンジン

この話を聞いて「長距離をぶっ続けで走りたいし、手やお尻がしびれるのはイヤだ!」というのであれば、単気筒エンジンのバイクよりも多気筒エンジン(理想は4気筒でしょうか)のバイクの方があなたに向いているかもしれませんね。

もっとも、4気筒エンジンでも振動がゼロというわけではありませんが、それでも単気筒よりは遥かにマシなのは事実です。

あおぶさ
あおぶさ
セロー250で遠距離を走った後に隼(4気筒エンジンのバイク)に乗ると「やっぱり4気筒の方が遠距離は楽だよなぁ・・・」と思う

ですが、多気筒エンジンのバイクは大きくて重いです。

(シリンダーの数が多いので。)

・ 振動が大きいけど、スリムで軽い単気筒エンジンのバイク

・ 大きくて重いけど、振動が小さい多気筒エンジンのバイク

残念なことに(というか当たり前?)、いいとこ取りができるバイクなんて存在しません。

どんなバイクでも大なり小なり短所があります。

ですが、それはあなた自身で(ある程度は)選ぶことができます。

どっちがいいのかは、あなた自身が考えて決めてくださいね。

ヤマハ オフロードバイク セロー250 スズキ メガスポーツバイク 隼
あおぶさ
あおぶさ
何一つ短所が存在しないバイクはないけど、あなたと上手く付き合っていけるバイクはあるはず。まずは「自分はバイクに何を求めているのか?」をよく考えてみよう(理想のバイクなんて存在しないんじゃよ・・・)

っと、話が少し逸れてしまいましたが、セロー250は長時間走り続けるのが苦手なバイクです。

長距離ツーリングに行く際はこまめな休憩(1時間に1回は休憩した方がいいでしょう)をお忘れなく。

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何でもこなせるオールラウンダー

以上、ヤマハのオフロードバイク「セロー250」に乗り続けた感想を書いてみました。

単気筒エンジンのバイク故に(振動が大きく)遠距離ツーリングを苦手とするものの、それ以外のことは何でも万遍なくこなせるバイクだと実感しています。

私の場合だと、もう1台のバイク(スズキのメガスポーツバイク「隼」)が苦手なこと(街乗り、オフロード走行)はセロー250はカバーしてくれます。

これも、何でもこなせるオールラウンダー的なバイクだからこそできることですね。

そういう理由から、既に中型・大型バイクに乗っている人のセカンドバイクとしても優秀です。

もっとも、バイクの2台持ち自体あまりおすすめしませんが(苦笑)

また、その扱いやすさ故に「オフロードをしてみたい」という人にもオススメできるバイク(というかオフ車なので)でもあります。

もしあなたが少しでもオフロードに興味があるのであれば、セロー250も検討してみてくださいね。

面白いですよ、舗装路からそのまま未舗装路に入れるのは。

ヤマハのオフロードバイクのセロー250

それでは、あなたがオンロード・オフロードの両方を味わえることを祈って。

あおぶさ
あおぶさ
余談だけど、セロー250って実はコーナー曲がるの速いよ。
よほどキツいコーナーでない限りは(驚くほど)すんなり曲がれる。(クネクネ曲がりくねった峠道ならセロー250の方が走りやすいかも?)
セロー250(というかオフ車)をバカにしている人をたまに見掛けるけど、あんまり軽く見ない方がいいかもよ?
ヤマハ オフロードバイク トレール SEROW250 ホワイト 2010年式 ハンドガード

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